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独学ができなければ、何も身につかない

スポーツクラブに行ったり、料理教室へ通っていて、コーチや先生に教わっているのですが、教わっただけでできるようになるなんてことはありえないのでは?と考えています。

どんなに教え方が上手くても、最終的には本人の力量次第。
「もっとこうした方がいいよ。」とか「それは間違っているよ。」とかアドバイスを受けるのですが、ある程度経験を積んでくると、「言われなくても失敗には気付いている」という状態になります。

気付いている失敗に対して、アドバイスを言われても、欲しいアドバイスではないし、何に対する助言なのか困ってしまいます。

教わる側が受け身の姿勢だと、教える側の思い付いた言葉のアドバイスになりがちです。
教わる側がこうなりたい!と伝える姿勢を持って、「この点に関するアドバイスがほしい!」というのを伝えると、教える側もそれに応えようとするアドバイスをする気になると思うのです。

しかし、まだまだ経験が浅い分野に対しては、正解と失敗の違いがわからないので、その区別を教えるということに価値はありますが、そのレベルを超えると、教える側と教わる側の不一致が起きているなぁと感じてしまいます。それは自分が教える側になった時に気を付けている部分でもあるのですが。

教わる側、学ぶ側が目指すべきところを見つけていると、それを満たしてくれるコーチや先生を探すのですが、そんな都合よく教えてくれる人は見つかりません。教えてくれる人がいないからできるようにならない、というのは学ぶ姿勢として今後伸びていく気がしません。

周りに教えてくれる人がいないから、自分で身につけよう、という手段が時間的に手っ取り早いです。
学校みたいにそこへ行けば、技能が身に付くという受け身ではなくて、自分にとってどのような学習をすれば身に付くようになるのかを主体的に考えて試行錯誤した結果、上達したなと思える、上手くできるようになる。

自分で勉強できるようにならないと身に付くもののも身に付かないですね。
教える側がつきっきりで教えられるほど贅沢な環境でないかぎりは人に習っている時間よりも、自分で試行錯誤する時間が長くなりがちなので、上達するには独学ができるようにならなきゃですね。

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