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背中。

昼下がりに 夫の職場のカフェで しばし二人の会話をする。 なんてことはない時間 今はその時間を 取ってくれていることが ただ嬉しくて。 仕事に戻る夫の背中を見送って ふと考える 彼は誰とでもこんな時間を過ごすのだろう ちょっとした隙間時間 そう 上司とも学生とも誰とでも カフェに来て過ごすんだ 今と同じ気持ちで。 でも あのカノジョとは、、、 もっと違う気持ちで過ごすんだろうな。 二人で写真撮ったりなんかしてさ。 知ってるんだ。 見てし

    • 希望。

      楽しく過ごした週末。 ちょっと期待してしまう自分がいる。 家族で過ごしていけるんじゃないか? 夫は私の元に帰って来てくれるんじゃないのか? 期待してはいけない。 きっと 娘の3歳の誕生日があったからだ。 そう、きっとそうなんだ。 プレゼントは、 来春から幼稚園に通うときに 使えるようにって 息子と柄違いの水筒だった。 これを買ったとき、 こんな未来が待っているなんて 1ミクロンも想像していなかった。 来春、 これを使うであろうその時期がきたとき

      • 制度。

        好きになったら止められないから、 結婚という制度は合わない。 そう言われて 私の頭の中は 『?』 でいっぱいになった。 結婚してるから 好きになるとか そういう観点はあり得ないでしょう? 仮に好きになったとして それ伝えたとして 相手も好意を寄せてたとして そこで 妻や子供の顔は浮かばないの? 悲しませるって思わないの? 夫の答えはNO そう、 自分以外の人の感情は 対してなんとも感じない模様。 …。 どうやら私は 結婚、というものの

        • 霹靂。

          我が家は四人家族だ。 四人で住んでいる。 今のところは、だ。 夫は、 本業の他に始めたことがあって、 その仕事を忙しくも 楽しくやっているらしい。 そして、 そこの代表さんといい関係なのだ。 家族という、 枠に囚われずに 自由に楽しくありたいから 離婚したいらしい。 離婚だけはしないよ、 っといつしか言っていたその言葉を、 私は鵜呑みにした。 なんでも信じるバカ正直なところ 多少のことだと自己犠牲するところ ほんとアホ。 ただ、 今回の

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