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自己紹介(配達員としての自分)

UberEats配達員をやっています。

先日投稿した自己紹介を()付きで「フォトグラファーとしての自分」としたのには理由があって、私のアイデンティティが1つに定まらず、いろんな顔があるからです。

その一つが、「配達員としての自分」。
具体的には現在、2/10(土)からUberEatsの配達員をやっています。

それまで約1年間クロネコヤマトのメール便の配達をしていたですが、この2月からはメール便配達業務は日本郵便に全て委託することになり、次の仕事が決まるまでのつなぎの1つとしてUberEatsを始めたというわけなのですが、

これが面白い。

Uberドライバー専用アプリにオーダーが入ると、身体が迷わず動いて身支度をして原付にまたがっている自分がいます。
測ったことないですが、トイレに行っていない限りは40秒以内には出動しています。

正直な話、メール便のときにはそうならなかったので、自分でも驚いています。
メール便は多くがDMで、基本は郵便物や新聞同様にポストに投函するだけなのですが、たまに玄関先でお客様と対面すると「またこのカタログ?いらないんだけどな…」と言われることも多いのです。(私も受取人の立場だったら同じことを言うと思います)

今はUberでお客様が自分の意思で注文したものを届けることに、やりがいを感じています。

経験を積み、「良い仕事」を追求していきます。

これまで私が経験してきた業務の多くは、配達でした。
会社名は伏せますが、
週一配送の生協で合計約9年。
平日毎日お客様に届ける弁当宅配で約6年。
Uberが進出して来る前のコロナ禍〜収束までの間に土日の空き時間を利用してフードデリバリーをしたこともあります。

そんなのはいずれ配達ロボットに取って変わられる業務だ、という見方があるのもわかっています。
私としては、それはまだ先のことで、そのときにはまた別の仕事に移れば良いという考えですが、しかし、人間が配達することの意義は大きいと思っています。

配達、とくにお客様のもとへ届ける「ラストワンマイル」は「現場」であり、いろんなことが起こります。

大きなものは、交通事故や誤配等トラブル。

次いで、商品の破損、飲み物や汁物の液漏れ、交通渋滞を回避できず配達が遅れてしまったり、歩行者に道を譲りそこねたり、「置き配」を指定されているのにインターホンを鳴らしてしまったり、店舗にピッキングに行ったら商品が入る保冷バッグを持っていなかったり等々…

トラブルに至らずとも、交通事故を起こしそうになったり(ヒヤリハット)、曲がる道を間違えて時間をロスしてしまったり、店舗でピックアップ待ちで待機しているときに他のお客様の邪魔になってしまったり、忙しいお客様にお渡しする際にもたついて苛立たせてしまったり等々…

あまり大きな声では言えませんが、それらのことが全く起きなかった日はほとんどありません。

「配達なんてただ届けるだけの誰にでもできる作業」と軽んじられることもありますが、
時間帯による交通渋滞の状況、受け取り場所の店舗の忙しさ、お客様の忙しさ等々を、
想像を回らしたりリアルタイムで観察して見極めることで、良い仕事にしていくことができます。
これらが現場で無数に稼働しているレベルのロボットに可能なのか、正直、まだまだ疑問です。

写真活動による収入が増えれば配達業務を減らしていくことになりますが、それでも日々「よい仕事」を追求していきます。


この記事の画像は、写真ACより写真素材「フードデリバリー 配達員」(作者:PhotoNetwork様)をお借りいたしました。
ありがとうございます!

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