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人々

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Tetugakuyaで出会った様々な人々
運営しているクリエイター

#店舗

コロナだしね、ペストマスク。

来店してくださるお客様が増えても、なるべくお客様の顔を忘れないよう努力している。元々、人を覚えている方だから、一度しか来店されたことがない人とのやりとりも覚えていることが多い。 2度、3度もご来店されたなら、「お久しぶりですね。」と、思わず声をかけてしまう。 (ただし、クタクタにくたびれていて、頭が回っていない時もある。) そんな風に、来店してくださるお客様の一人に、仮装が趣味だという人がいた。 コロナウイルスのために、仮装イベントは、軒並み中止となり、仮装する機会が

ユーモラスな御一行

2019年4月14日にTetugakuyaにクッキーハウスさんがやって来た。 クッキーハウスとは、大阪で活動する3人のメンバーからなる演奏家グループだ。 日本人に幼い頃から馴染み深いレコーダーや鍵盤ハーモニカを使って、並並ならぬ演奏をすることで名高いらしい。メンバーのお一人は、ユーフォニアムも演奏できる。 以前、Tetugakuyaで開かれたコンサートにお客様として、わざわざ大阪から、ご来店してくださっており、Tetugakuyaでコンサートを開きたいと望んでくださったの

わたくしという現象は

(2018.12.10FBの記事の転載) わたくしという現象は   仮定された有機交流電燈の   ひとつの青い照明です   風景やみんなと一緒に   せわしなくせわしなく明滅しながら   いかにもたしかにともりつづける   因果交流電燈の   ひとつの青い照明です      宮沢賢治『春と修羅』第1集「序」より   農民芸術家 津村 ユキヲ (Yukio Tsumura) 製作   SF/FANTASY小説の文庫本で構成されたBookTreeです。   クリスマスまでの間

うら若き写真家

2018.03.15頃 お洒落でかっこいいお客さんを3度目のご来店にて、シャッター切らせていただきました! 彼自身も、実は趣味で撮影をされる若手カメラマン。 あまりカメラマンとしての自覚はないのかもしれないけれど、趣味というレベルではないので、脱帽もの。 ファッションもハイセンスなので、素晴らしい・・・。 撮られ慣れているのかポージングも完璧です。 「写真家だね!」というと、「趣味ですから」と謙遜されるのですが、「いや、いいじゃない写真家で、そこから写真家になって

昼下がりのトランペッター

2018.02.27の記事の転載です。 月曜の昼下がり。 店内でかけていたBGMを気に入ってくださって ぜひ吹いてみたいと、挑戦してくださったトランペットによるクラシック、特にバロック音楽は、とっても店内の雰囲気に合っていて、聖堂に響くような雰囲気になり、ノスタルジックでした。 そんな月曜日の昼下がり。Tetugakuya トランペッターの松岡さん。 普段のお仕事では、メイクアップアーティストや、ヘアサロンもされています。 メイクアップアーティストさんだけあっ

風の強いある日

2017.12.16に書いた記事の転載です。 ガタガタと風が窓を揺らす薄暗い日 灯篭を頭に被ってやって来た造形作家の黒胡椒さん。 奥に見える石灯籠を作った本人です。 刀剣ブームで、刀剣ゲームに登場する名刀「にっかり青江」という刀が、丸亀にあるんですって。 なぜ、刀剣ゲームで刀が大人気かというと、刀を擬人化したキャラクターがとってもかっこよくて、女子に受けているんだとか。 にっかり青江という刀の名の由来は、にっかり笑う幽霊を刀で切ったところ、翌朝に見ると、切ったはず