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自身を変えるためのノート術

自身のキャリアの中で気付いたことを踏まえて、毎年の新卒研修の時にエッセンスを伝えています。

その中で、意識を変えるためにノートを書くよう話をしています。

書くために思い返したり、考えながらアウトプットすることで、1日1日のことを何もしないよりも定着化させられます。

社員の変化を促したい時にも、ノートを書くように話をしています。

そこに何を書くかはケースバイケースだけれども、継続的に書き続けることで効果は得られます。

何でノートに書くのか

私がノートを書くときに期待している効果は2つあります。

ひとつは「テトリス効果」であり、もうひとつは「記録の効果」です。

「テトリス効果」とは、行動を繰り返して習慣化し、慣れてくると脳が自動的に働くようになることです。つまり意識しなくても自然と意識がそこに向くような習慣づけをすること。

実際に新入社員に話すときにはレジリエンスの話と絡めて伝えています。

ストレスに負けないために、「いいこと3つを回想して日記に書く」ようにすると、レジリエンス力を高めていけるというやつですね。

習慣を通じて自分を変化させます。

「記録の効果」とは、レコーディングダイエットなんかの話で、記録し続ける事によって目標達成の確度を高めるような話です。

なにか行動を変えたいときには「自分が取った行動」だけを記録します。

定量的な結果を得たいのであれば「過程の数字」を記録します。(ダイエットであれば、定量的な結果を得たいので体重計の記録をとり続ける)

客観視することで気付きを得て、自分を変化させます。

書く内容を決めるために

仕事における記録の効果は、営業活動など定量的なものはイメージしやすいかなーと思います。

ただ、そういうもの以外で行動を変えるための記録は「何を記録するか」が意外と難しいです。

というのも、自分を変化させたいと漠然と思っているだけだと、「どの行動を変えるのか?」が自分では分からないことが多いからです。

例えば、なんとなくチームマネジメントが苦手だなと思っているマネージャの場合で言えば、「メンバーの声を聞けない」「チームメンバーに関心を持てない」「指針を示せない」などなど。その人の個性によって伸ばした方がよいポイントが変わってきます。

それを知るために、自身のことをフィードバックしてくれる人を見つけるとよいです。理想を言えば、コーチのような人ですね。

マネージャであれば、信頼関係がある前提でメンバーからのフィードバックが一番的を得ているのではないかなーと思っています。

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