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インド市場の魅力について#2 🇮🇳

みなさんこんにちは😃

「インド市場の魅力について」、第2回目の今回は「インドの経済概況」をテーマに書いていきます✏️

◾️ インドの経済概況


ご存知のとおり、インドは近年目覚ましい経済成長を遂げており、足元はコロナ禍で停滞状態ではあるものの、豊富な労働力と消費人口等から成るポテンシャルは未だ計り知れないものと言えます↗️

(出所:世界銀行 一人当たり実質国内総生産)

上のグラフは世界銀行の資料ですが、特に2000年代中頃から右肩上がりで経済成長を続けています📈

また、インドは州レベルでも高い経済成長を続けており、特に最大都市ムンバイを有するマハラシュトラ州では、直近の名目GDPが4,500億USDで南米アルゼンチン1国分に相当します。

2位のタミルナドゥ州(最大都市:チェンナイ)も名目GDPが2,700億USDで中欧のチェコのGDPに匹敵します。

インドに進出する日系企業の多くは、「インドを面的に捉える」きらいがあります。


しかしながら、1つの州や幾つかの都市をターゲットにするだけでも、経済規模的には、どこか別の国1国分にフォーカスしていることと同じなので、業態にも寄りますが、スモールスタートで少しずつ足場固めしていく戦略が良いかと思います🤔

(出所:豊田通商 webサイト)

少し古い資料にはなりますが、上のグラフは豊田通商のwebsiteから拾ってきたインドの中間所得層の人口推移です📊

世帯収入5,000USD〜35,000USDのいわゆる“ミドルクラス層“の人口が年を追うごとに増加しており、2025年には全人口の約40%が中間所得層になると言われています⤴️


これは、日本の人口の4倍強にのぼる約5.5億の人々が、衣食住に満足し、外食をしたり、旅行に行ったり、趣味を楽しんだりする余裕が出てくるということです🙆‍♂️


さて、途轍もなく伸びしろが大きいインド経済ですが、このポテンシャルを求めて、数多くの日系企業が事業進出を果たしています👨‍💻

JETROの調査によると、2020年10月時点で、日系企業1,455社が4,948拠点で事業を展開しています。

また、株式会社 国際協力銀行(JBIC)がまとめた2020年度の調査では、長期的(10年以上)に有望な海外事業展開先としてインドが堂々の1位となり、これで2014年度から7年連続でトップの座に君臨しています🇮🇳👏

一方、中期的(3年程度)に有望な海外事業展開先は中国が1位となり、ここ数年は中国とインドがデッドヒートを続けています。🇨🇳🆚🇮🇳


多くの日系企業がインド市場を有望視する理由は、やはり、マーケットの今後の成長性に期待する部分が大きいですが、組み立てメーカーへの供給拠点や優秀な人材の確保、第三国への輸出拠点として、インド市場をフォーカスしている企業も多いです!

昔はインドを最終消費地として事業展開を模索する企業が多かったですが、最近は一定の産業集積が図られてきたため、第三国への輸出拠点としてのインドも注目を浴びております👏


地理的にインドはユーラシア大陸の中央部に位置し、東南アジアや中東、アフリカに近いので、インドを中継地としたビジネス展開も盛り上がりを見せそうです✈︎


さて、今日はインドの経済概況を丸っと書かせていただきました🙇‍♂️

明日は「インドで事業展開を進める日系企業」にフォーカスを当てたnoteを書いていきたいと思います🙆‍♂️


それでは👍👍👍👍

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