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他職種間とのチーム・ビルディング。

6月ももう終わり。
つまり、2023年も半年が経過した。

今日からはいよいよ下半期。
年始に望んだとおりの結果が出ているかどうかは、とりあえず本投稿では割愛させてもらう。

あまりnoteに進んで取り組むことのできなかった5、6月。
ただ、そんな低空飛行で進んでいた2か月の中でもいろんな経験があった。

今回はあくまでも自分の中での振り返りである。

initiativeを取っているつもりだったが大混乱

1番大きな経験が大学の必修授業として展開されている、医療職の中でも他職種を目指す学生と関わりながら症例検討をしていく科目、簡単に言うと模擬患者の情報を収集してチーム医療の実践を学生で行っていく科目である。

僕はPT学生。同じグループには薬学生や、臨床検査技師を目指す学生も含まれている中で、これまでの経験からチームを牽引していくことには慣れているため、initiativeをとってリーダーとしてチームを引っ張っていこうと考えた。
が、その結果大混乱。

リハ職内での意思統一・決定はたやすいものだったが、薬学生や臨床検査の学生とは全くかみ合わず。しっかり出鼻を挫かれた。


Tuckmanモデルについて

少しここらで話は脱線するが、チーム医療の実践を進めていく際にチームビルディングの一環としてTuckmanモデルを使用した。

Tuckman, 1965

Tuckmanモデルは組織づくりの過程を4段階、そして解散段階を加えた5段階でチームの状態を表すモデルである。

https://slmt.co.jp/team_building/

チームとしての成長

Tuckmanモデルの中の統一期辺りから周囲とのコミュニケーションが円滑にとれるようになり、リーダーとして自分が発する言葉に周囲が耳を傾けてくれるようになった。

症例に対する考え方はそれぞれの立場があるため同じようになることはなかったが、それぞれの立場からの最善を考えつつ、連携していく姿勢が高まっていった。

時には意見が衝突しながらも、最終的にはチームとして同じ方向を向いて、模擬患者の症例検討ができたように思う。

活動の総括

昨今の医療系大学ではIPC(=チーム医療)の重要さが説かれており、今回の活動でその重要さを私自身も物凄く感じた。
高校生までのグループワークとは少し違った、それぞれの立場がある中でのチームとして連携していくことの難しさ。意見の相違。

学生のうちに他の職種を目指す学生と、このようなチーム連携ができたことは非常に有意義だったと考える。

結論、物凄く重要だと感じた点は
集団内での積極的かつ実践的な意見交換」である。

いつか就職して臨床で実践する日が来ても、これを重要にして活動していきたい。


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