ハッピーエンドがみたかった「君の名は。」
ちょっと前に、映画「君の名は。」を観ました。
なんとなく、
「時をかける少女」のようなタイムリープもので
「転校生」みたいな、体そのまま魂だけ入れ替わり系であろうことは
漏れ知っていました。
どっちも、いにしえより世代を超えてくりかえしテーマにされる
みんなの大好物ですね。
その大好物が、地方の女子高生と東京の男子高生のあいだに起こる。
この映画を観たばっかりに
勉強やバイトや部活にあけくれて
いまひとつ都会の恩恵を受けていない男子や
べつだん、遊びにいくとこもないここから
どうやって抜け出してやろうかと考えている地方の女子は
いやおうなしに、夢と希望を持ったはず。
だから、歴史を変えてでも
ハッピーなエンドしかいらないんだと思う。
と書きつつ、思い浮かべている枡野浩一さんの短歌を紹介します。
*
ハッピーじゃないエンドでも面白い映画みたいに よい人生を (枡野浩一)
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