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カルメン

過去生リーディングを受けてみたお話の続きです。

二人目は、スペインのグラナダ地方で有名なフラメンコダンサーの女性でした。名はカルメン。ビゼーの有名な曲と同じ名前??
砂漠地帯の出身ということなので、ヘラクレスの柱の対岸あたりの生まれなのかもしれません。アフリカとスペインの間ですね。文化的にはイスラム勢力下に置かれた時代もあり、複雑で面白い背景を持つ場所です。

以前、火山が怖い原因を探るヒプノセラピーセッションで視たプリニウスさんもスペインに赴任していた時代があるので、やはり縁のある土地なのかな。調べるとフラメンコ自体の歴史は18世紀末ごろの成立らしいですが、元々はロマなど流浪の民の文化なので不明点が多い様ですね。


してみると、時代は比較的最近。ビクトリア女王時代のイギリスで雑貨屋の女主人だったこともあるので、その前くらいの時代かなと思います。
長い黒髪を一つに結い、蛇のように身体をうねらせて踊る姿が視えたそうです。この人はとてもプライドが高く、人を頼ろうとせずに生きていた様で、病気になった時もプライドのために人を頼ることができずに40代で若くして亡くなったとか……。

ああ、これも思い当たる。やはり過去生というのは今の自分の一部でもあると実感します。今でも人を頼るのにかなり抵抗感があります。仕事でも人を頼らないのでスタンドプレーが仇になることがしばしば……まあ、後ろの方々もプライドを捨てさせようと色々試練を与えてきますので、大抵一人だけでやると失敗します。人を頼ると結果は良好。苦笑いするしかないです😅

この方からのメッセージはこんな感じ。

私はバカだった。一言、助けて!と言えば、手を差し伸べてくれる人たちが周りにいたのに、強い人間と思われたくて、無理してた。人はね、弱みをさらけ出すことも、時には大事なのよ。

ちょうどこんな感じで語りかけてきているイメージが……


ん〜痛いことを言ってきますねぇ😅
間違いなくこれは私の過去生だと実感します。

ところでこの「ダンサー」という職業について、過去生リーディングをしていただいた方にお送りした感想にも書いたのですが、今の人生に於いても面白い符号があります。
私が20代の頃、大学卒業後に就職活動をするのがアホらしくなり、何だかすっかり世を儚んで仕事にも就かず呆けていた時期がありました。今の友人達に話すとかなり驚かれるのですが、ずっと続けてきた建築の勉強もしなくなり、悪い事をしている仲間という訳ではないですが周りにいる友達も変わりました。
そんな時、誘われて何故かダンス教室に通うことになり、人生が別のベクトルを向いた時期があったのです。

それも、自分と最も縁遠いダンスの世界へ。

実際やってみると、昔空手をやっていたせいなのかダンスにキレがあるらしく、上背もあるので、その時の友人の上司に紹介されて某ネズミの園のオーディションを受けないかと誘われるミラクルが発生🤣

まあ…..結果的には、後ろの方々の差配により建築の道に戻って今に至る訳ですが、四半世紀近く経ってからあの不思議な時間の意味がわかったのでした。

あのグルーヴ感。ギターの音色。激しい拍手の中で男女の情熱を歌い上げる感じは、確かに血が騒ぎます。しかし、アメリカのカントリーミュージックで聞くギターは大嫌いなので、自分でもなぜなのか不思議でした。
こんな情熱の中で生きた過去生があったんですねぇ。この方の情報は非常に面白かったです。彼女に言われたように、存分に人に頼って生きてみようと思います。

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