見出し画像

30年間、中谷昌文さんがランドセルを贈り続ける理由。

ペイフォワードの精神、
あなたも触れてみませんか。

■経営者のためのマネーリテラシー
「なぜ大富豪のサイフは空っぽなのか。」
講師:中谷昌文

今回の講師、中谷昌文さんが留学中、
心打たれたのは慈善団体が難病や車椅子の
子どもたちをディズニーランドに連れて行く
という活動でした。

そこで中谷さんは帰国後、ディズニーランドに打診し、
「難病の子どもたちを東京ディズニーリゾートに
お連れする会」を始めます。

その活動をしているときに、中谷さんはひとりの
難病の少年に個人的にランドセルを贈りました。

すると「うちの施設の子どもたちにも、
ランドセルをお願いできませんか」という
要望が自然と寄せられるようになりました。

以来、約30年間、中谷さんは国内外の児童に
10万個を超えるランドセルを贈り続けています。

私と中谷さんの出会いは2017年。

当時「社会貢献型経営スクール」の塾長を
していた私は、参加企業とともに募金を集め
ランドセル寄贈活動を支援させてほしいと
オファーしたのがきっかけです。

以来、6年間、中谷さんと私の仲間は
毎年、福島県の児童施設にランドセルを
寄贈し続けています。

社会的弱者に目をしっかり向ける。

それは私が26歳から30歳までの5年間、
「茨城福祉工場」という障害者施設に
勤務していたことも影響しているでしょう。

ですが、自分の周囲の方を、できる範囲で
ひとりずつ手を差し伸べていきたい。

有償、無償にかかわらず、その経営理念に
沿って行動していきたいと常々考えています。

「今だけ良ければいい。
自分だけ良ければいい。
お金だけあればいい。」

そのような経営は、何とも情けないものです。

周囲の方々を幸せにする経営。

そして利益の一部を社会にも
しっかりと向けられる経営。

そんな心豊かな経営を中谷さんの
ランドセル寄贈活動から学びたい
ものですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?