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第4話「高付加価値型」でインフレヘッジ経営を実現した経営者の実像。

全9話「インフレヘッジYouTube戦略」
の第4話をお届けします。

今回のテーマは、
「『高付加価値型』でインフレヘッジ経営を
実現した経営者の実像」
です。

理屈っぽかったこれまでの3話とは
対照的に、これからの3話は、
時代に先駆けて「インフレヘッジ経営」を
実現している経営者の実像に迫りましょう。

今回は「高付加価値型」による
インフレヘッジ型成功者です。

一般には価格競争に陥りがちな
業界、地域にありながら、
価格競争無縁のビジネスを戦略的に
確立している経営者。

もちろんYouTubeもフル活用していますが、
その基盤にある経営戦略に注目して
頂きたいと思います

名古屋市の美容室「アナログノイ」を
ひとりで切り盛りしている青山稔さん。

日本全国25万件も存在する美容室。
コンビニ5万件、歯科医院7万件を
遥かにしのぐ超激戦区の業界です。

この業界の通常の集客方法は、
ホットペッパーなどに広告を掲載し、
初回お試しの安価なクーポンなどに
誘導することです。

まさに「価格だけで店を選んだ」
質の悪い新規客をこぞって奪い合っている
業界と言えるでしょう。

当然「価格だけで店を選んだ」新規客は
より安価な他店に簡単に流出します。

お金をかけた広告、価格競争、顧客が
定着せずに続々と流出。

絵に描いたような「インフレ時代に最も
避けたい経営モデル」を疑いもなく
継続しているわけです。

青山さんは昨年、私の主宰するコミュニティに
参画され、根気強く経営体質の変革に取り組み
ました。

ホットペッパー依存ではなく、経営戦略面を
しっかりと見直し、新規の客層を絞り込み、
YouTubeで効果的なアプローチを行いました。

根気強い青山さんの実践と、毎朝5時に
私から送られる助言による軌道修正を重ねて
状況が劇的に変化。

客単価1万5000円を超える理想的な新規客が
YouTubeにより続々と来店するようになったのです。

リピーターとしての定着率も80%を超えて、
新規開拓に依存しない理想的な経営を実現。

「初回お試しカット1500円」を連呼し続ける
競合を尻目に、青山さんは「インフレヘッジ型」の
経営を着実に形にしていったのです。

YouTubeの活用も従来型の活用から格段に進化。
その結果、顧客の更なる固定化にも成功しています。

「100万円以上の国産仏壇」しか販売しない
熊本の「輪島漆器仏壇店」永田さんにも通じる
高収益体質。

それを超激戦区の「名古屋の美容室」で
実現した青山さんの時代を見越した経営戦略は
すべての企業のお手本になるはずです。

次回の「インフレヘッジYouTube戦略」第5話は、
「地域密着顧客維持型」で躍進を続ける
成功企業の実態に迫ります。

2023年の成功に向けて具体的なイメージを
持って頂きたいと思います。

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