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世界標準コーチング基本練習法7選

「自己流は事故流」。何事においても言えることです。正しい練習方法で研鑽を重ねないと、努力は報われません。

このことを、中国の諺では、こういいます。「三年勤め学ばんよりは、三年師を選ぶべし」。つまり、三年かけて自己流・我流で勉強するよりも、三年かけて師匠を探す方が賢明である、と。

二流・三流の人について習うと、悪い癖とか誤った先入観を植え付けられてしまって、その後に立派な人について学び始めても、先に植え付けられた癖とか先入観を取り除くのにとても苦労することになる。結局は時間を無駄にするので、三年習うよりも、三年かけて良い師を探した方が得だということです。

 コーチングにおいても同じことが言えます。すぐれた指導者のもとで、適切なトレーニング・メニューと、適切なトレーニング方法で努力することが大切です。

 コーチングに対して誤った先入観や偏見を持っている人に結構出会います。とても残念です。最初に出会ったコーチが一流では無かったために、そんな偏見を持ってしまうことになったのではないでしょうか。

 コーチングに関する書籍や記事は、とても数多く出されています。私は、それらにくまなく目を通しています。そして分かったことは、それらをいくら読んでも、コーチングは出来るようにならないということなんです。

 とっても不思議なんですが、コーチングの説明や、コーチングの使い方、コーチングの効果については、どの本も、それぞれの筆者の視点から、とても熱心に書かれています。ところが、肝心のコーチングが出来るようになるための練習方法について書いている書物は、皆無なんです。

 本書は、私が主宰するシリコンバレー流コーチング・アカデミーで、毎週、行っているトレーニングの中から、厳選した7つの練習方法を紹介します。試行錯誤を繰り返して確立した練習方法です。

 そんなふうにして確立した練習方法を、おしげもなく公開していいのでしょうかという声もありました。大丈夫なんです。真似されるということは、名誉なことですから。真似して追いついてきた頃には、私たちは、さらに先へ行っているのです。

「ビジネスの世界では誰もが盗む。わたしもずいぶん盗んだものだ。 肝心なのは、いかに盗むかである」(トーマス・エジソン大先生)

「オープンスクール」https://bit.ly/3ziN6TT


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