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読書日記~「FLIGHT RECODER」(JICC出版)読書感想文というか、結局は一人語り。

 今日はムーンライダーズの日比谷野音でのライヴということで、一発「FLIGHT RECODER」について雑感つーか、メモ程度に書いてみますね。

・ムーンライダーズ+アストロチンプス「FLIGHT RECODER」(JICC出版)。

 手元にある「FLIGHT RECODER」によると1990年9月1日初版発行とありますね。
「ミュージック・ステディ」が休刊したのは多分1986年。
ムーンライダーズの10周年記念ツアーの記事が載るとしたら、「ミュージック・ステディ」以外にないだろうと思っていたので、休刊(≒廃刊)したことによってほぼ黙殺されてしまった印象があります。
結果として、「ミュージック・ステディ」の遺伝子を持つ「IND'S別冊 Chart」の創刊号にメンバー全員のインタビューが載りましたね。次のアルバム(『DON'T TRUST  OVER 30』)についても訊いていて最高の内容です。
ちなみにこの表紙が後にCDのジャケットになっていますね。
私が持っているものには当時のメンバー全員のサインをいただいたのでした。ええ、自慢です。

「Chart」2号には所謂ドントラ・ツアー~スーパームーンライダーズの予告みたいのが載っています。

・「IND'S 別冊 Chart  vol.2」(SWITCH)。

 「FLIGHT RECODER」を読み返して、思うのはこれまで頭の中で想像するしかなかったライヴの音を発掘CDによって答え合わせというか、検証することができるんだな、と。
ムーンライダーズの発掘音源聴いて思うのは、その大半は想像以上に面白かったり、刺激的だなということです。 
 『WORST OF MOONRIDERS』については、これも素晴らしいけど、もっと捻らすにライヴ盤出してくれたらやっぱり嬉しいなと思った記憶がちょっと甦りますね。
そして、近年発売されたFM東京ホールのライヴ音源のCD、買わなかったことをメチャクチャ後悔していることも一応付け加えておきます。

 ただ、頭の中で想像するムーンライダーズも私にとっては尊い存在なのでした。上手く言えませんが。

 「FLIGHT RECODER」や「ミュージック・ステディ」を読むことによって好奇心を刺激されて、もっと本を読まなければ、もっと知識を拡げなければ、ムーンライダーズに限らずお話にならないと強く感じたのでした。
これが最大の収穫でしたね。
コリン・ウィルソンや稲垣足穂の名前を意識するようになったのは、ムーンライダーズ、あがた森魚さん、ミュージック・ステディがきっかけです。

 多分、そういう人は多いんじゃないかな?その部分に共感できるから、ムーンライダーズのファン同士の交流が成立したように思います。
これは知識や情報だけではなく、感性を共有できている人が多いとかなんとか考えていますよ。

 結局、ムーンライダーズは私にとって好き嫌いを超えてしまった存在なんでしょうね。はしょり過ぎですみません。。

ツイキャスで水道橋博士が『カメラ=万年筆』が好きと言えば、林美雄さんの「パックインミュージック」、その中でも「ユアヒットしないパレード」の熱心なリスナーだったこともあるんだろうな、とも。

 げっ、あまり盛り上げる内容になってないか?ま、いいか。こんな感じです。

 明日くらいからまた隠れ名曲、名演について書く予定です。しつこに予定は未定と繰り返しますが。

 ではまたー。

 

 

 

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