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直美ズ/I'm on,I'm on Blue~隠れ名曲、名演コレクション。

 GO→STレーベルのお手伝いを始めて今年で15年になります。
これはジャック達というバンドのCDを出すために立ち上げられたレーベルでして、ジャック達以外にもGRANDFATHERS、BAND EXPOの西村哲也さんのソロ・アルバム。
色々なアーティスト(声優の田村ゆかりさんや女優の岩田さゆりさん等々)に楽曲提供をしたり、色々な形態で活動している柴山一幸さん。
現在、島へ行くボートなど、色々なプロジェクトに参加しているヨナフィさんがリーダーのバンド、大なり><小なりなどの作品をリリースしています。

 現在、東京のライヴハウスシーンで活動中の直美ズ『直美』もGO→STレーベルからのリリースなのですよ。
ギター&ヴォーカルの立花直美、ベースの石山直美、ドラムスの関根直美と、メンバー全員が直美というファースト・ネームのバンドなので、バンドの名前が直美ズになったわけです。

 GO→ST のレーベル・ディレクター、宙GGPキハラ(ジャック達、大なり><小なり等々のギタリストでもある)氏が何度も対バンしていたバンドが直美ズで、色々と縁があってGO→STからのリリースとなった次第です。

 私が直美ズを初めて観た時の印象は大なり><小なり主催イベントのリハーサルでして、眼鏡をかけた立花直美(ここから敬称略)はじめ、ちょっと地味かなー(ゴメン)と思ったのです。
本番になると立花直美は眼鏡を外し、「この人はクラーク・ケントか!」というくらいの強力なパフォーマンスを披露しました。
セーラーカラーのシャツを着て、ギターを弾きまくり、歌う姿に80年代半ばのEPICソニーのアーティスト(特に大沢誉志幸さん)を連想してしまいましたね。
出囃子がビブラストーンの「ジェットコースター」だったこともあって、ライヴ終わった後に雑談したことも強く印象に残ってます。

 キハラ氏が参加しているバンド、TOSHI THE GROOVEと何度も対バンしていたので、直美ズやってるなーと思っていたら、ある日Twitterで直美ズの新作がGO→STから!ということを知ってビックリした私です。その辺の経緯は全く知らなかったのでした。

 ミックスやマスタリングはジャック達や鈴木祥子さん、村松邦男さんにゆらゆら帝国など多岐に渡って担当したピース・ミュージックの中村宗一郎さんということで更にビックリしました。
中村さんの手腕もあってか、ライヴ以上にライヴらしい仕上がりになったアルバム『直美』です。
『直美』にはライヴでブラッシュ・アップされた代表曲がボーナス・トラックとして収録されたり、初音盤化された「I'm on,I'm on Blue」と「Love」はM.V.も公開されています(ちなみに両方の監督はミュージシャンでもあるスギムラリョウイチさん)。

・直美ズ『直美』(INPH-016/GO→ST)
直美ズのファースト・アルバム。
画像をタップすると、「I'm on,I'm on Blue」のMVを見ることができます。

 2019年11月の代々木Barbaraでの発売記念ライヴでは、オリジナルのうまい棒を配布したり、ベースの石山直美コーディネートのカレーのトッピングなどと、普通とはちょっとだけ違ったライヴを開催し、満員御礼となりました。

・直美ズ「新世代元年」(NOM-001/直美ズ)
会場及び代々木Barbara限定発売のミニ・アルバム。
キーボードにタベイ“直美”チヒロさんが在籍していた四人編成の時代の音盤。
画像をタップすると、彼らの代表曲「Friday Focus Flash」のライヴ映像(現在の3人編成)を見ることができます。

 現在も直美ズはコロナ禍の波の合間を縫ってライヴを続けています。
ライヴでは新曲を披露しているので、次の作品はそう遠くない日に発表されるかもしれませんね。
皆さま楽しみに待ちましょう。

・直美ズ『直美』(INPH-016/GO→ST)
ブックレットの裏表紙。
画像をタップすると、「Love」のM.V.を見ることができます。

 そして、月末には代々木Barbaraからの配信番組「直美ズアワー」(最終火曜の20時過ぎからが多い)もやっております。
ミュージシャンをゲストに迎えた当たり回とバラエティ的なことをやる回を交互にやってますから、こちらもチェックしてみてください。

 直美ズのメンバー全員がTwitterやってまして、三者三様のあまりにも面白いキャラクターが炸裂してますので、興味ある方は是非チェックしてみてくださいね。

 水道橋博士のツイキャス見ている皆さんにおすすめのバンドです。ひとつよろしくお願いします。

 ではまたー。

 

 


 

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