見出し画像

2021年の収穫~単行本編その1。

 皆さん、明けましておめでとうございます。
昨年ゲトった単行本の中でフォルダに画像が残っているものだけ、ピックアップして、一口解説してみるつもりです。
ただ、購入順ではなく、Twitterに画像をアップした順になってしまうことをお詫びします。

・ 兼田達矢「横浜の“ロック”ステーション TVKの挑戦」(DU BOOKS)
12月下旬購入。

 TVK~テレビ神奈川が作った音楽番組、「ヤング・インパルス」~「ファイティング '80s」についての情報を知りたくてゲトった本。
関連ミュージシャンのインタビューと「ファイティング '80s」の出演者及び演奏曲目リストがとにかく素晴らしい。
ムーンライダーズの演奏曲が「モダーン・ラヴァーズ」だけだったのがずーっと不思議でしたが、堀内孝雄さん、堀内孝雄さんと滝ともはるさんと同じ回の出演ということで、ようやく納得できました。
当時、ムーンライダーズは堀内孝雄さんのツアーのバックバンドをしていて、堀内さんと滝ともはるさんの「南回帰線」では、何度かテレビ出演(しかも「ザ・ベストテン」「ザ・トップテン」「夜のヒットスタジオ」などの人気番組中心に)しています。

・「シンプジャーナル ベストセレクション '80s」(自由国民社)古書を7月頃購入。

 音楽雑誌「シンプジャーナル」の80年代の記事のダイジェスト版。70年代のダイジェストを持っていたので迷わず購入。想像以上に安かったが、正直、コンディションはイマイチ。
ただ、パール兄弟の窪田晴男さんと当時Stardust Revueの三谷泰弘さんの対談など読みどころが多くて、結果としては大満足。
(最近、マキタスポーツさんがStardust Revueに注目している模様なのが興味深いです)

・水道橋博士「藝人春秋Diary」(スモール出版)12月下旬購入。

 水道橋博士のファンだというのと今年初春に購入した文庫版「藝人春秋2」と「藝人春秋3」(文春文庫)があまりにも面白かったので迷わず購入。
が、実は注文してから入荷するまで結構時間がかかってしまい、書評を読んでハラハラしたりなど色々な事柄でなかなか大変な思いをしてしまった。
所謂鈍器本(分厚くて重い)ということと、何度も繰り返し読んで、元に戻るを繰り返しているので読了していないということで、感想は後日。

・スージー鈴木「EPICソニーとその時代」(集英社新書)11月に購入。一度到着したものはコンディション不良で返品交換。

 並べて撮影したのは下村誠さん「路上のイノセンス」(シンコーミュージック)。こちらは10年以上、いや20年以上前に購入。

 スージー鈴木さんの本はEPICソニーの歴史や所属アーティストのインタビューなど充実した内容。佐野元春さん関連の文庫本と並べて撮影したということは、やはり佐野さんのインタビューが重要と判断したということなのでしょう。
こうした形でレコード会社を取り上げるというのは、他のライターの方々にもどんどんやってほしいと思います。


・水道橋博士「藝人春秋2」「藝人春秋3」(文春文庫)3月頃購入。

 この「藝人春秋」の単行本版は同時発売されて、上下巻で発売されました。当然、大瀧詠一さんの記事を読みたくて購入した(3月に発売されたから尚更でしたね)ので、単行本は上巻しかアパートから持ってきていない模様です。
購入した当初は大瀧詠一さんの記事とあとがきをメインで読んでましたが、繰り返して読むのはなぜか三又又三さんや寺門ジモンさんの記事が中心(笑)。名前を出したくない人の記事も検証作業の一環で読み返しました。

・高田文夫責任編集「笑芸人vol. 6」(白夜書房)夏頃古書を購入。

 ずっと前から「笑芸人」のバックナンバーを集めてまして、某大手ネット通販のアプリをインストールして、その特典ポイントで購入。
版型が小さくなってから最初の号。
古今亭志ん朝の追悼記事がとにかく圧巻。もう1つの特集記事の笑う脚本家も力作。個人的にはやはり宮藤官九郎さんについての記事が興味深い。
冷静に考えたら、これ雑誌ですね。でも、内容の充実さは単行本に負けないのでよし!とします(笑)。

・川三番地「あしたのジョーに憧れて」3巻(講談社)。8月頃購入。

 「あしたのジョーに憧れて」の1巻&2巻は既に持っていましたが、揃いが送料込みでも3巻の密林価格の半分以下だったので、迷わず購入。
主人公の田中少年(川三番地さん自身)が小林まことさんのマンガに出てくるキャラクターとあまりに違いすぎる真面目一徹さがまた面白いのでした。


 この時点でまだ夏ごろなんですが、結構な長さになってしまったので、残りは明日以降に書きますね。
それではまたー。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?