どんなに仲のいい人にも、自分の100パーセントは出さない
だいぶ前のことなのですが、美輪明宏さんがテレビでこんなことを言っていました。
「どんなに仲のいい人でも、家族であっても、自分の60パーセントまでしか見せない」
「みんな、他人に自分の100パーセントをわかってほしいと思いすぎているのではないでしょうか」
この「max60パーセント」という数字が絶妙に好きなんです。
相手によって、自分を切り取って見せていく。そしてその幅はmaxで60パーセント。どんなに仲のいい人からも見えない部分が絶対にあるんです。
オープンであること、素の自分をさらけ出すことがいいと言われることもあります。
でも、本当に本当の深いところって、やっぱり人にさらけ出したり、あるいはのぞきにいったりしちゃいけないものなのかもしれません。
「わかってもらえないから」というよりは「そんなの人前に出すものじゃない」という感じな気がします。
美輪さんの真意は違うかもしれませんが、私はこの言葉がとても好きです。
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