見出し画像

アメリカ英語が好き

この夏休みは、リスニングでイギリス英語も聞けるようになろうということで、音として触れる英語はほぼイギリス英語の毎日を送っていた。
毎日使うリスニング&シャドーイングスクリプトをイギリス英語に、というのはBBC Learning Englishを日々のスクリプトとしてきたのである。

イギリス英語は、…私の感覚に過ぎないので真相は専門の方や詳しい方に任せるとして、子音がかなり際立っていて、語尾rをまるで発音しない。
よく分かるのがyearとか。イーと聞こえんでもない。

waterも、イギリス英語にかかればウォータである。語尾についてるerを無視(?)し、アの音で終わる。
余談だが、私の学校の英語の先生のひとりが、昔アメリカに行った時にwaterを正しいアメリカ英語の発音で言えなかったために通じず、飛行機内でキャビンアテンダントにwaterを頼んだら困惑した顔でcolaを差し出されたなんて面白い話がある。

tがrっぽく…というか、なんか、tを言う瞬間に舌で上顎(って言うのか?)を前側にはじく、独特の動作があるのがアメリカ英語。たぶん。

で、

私はこの音が滅茶苦茶好きなのだ!!

今日、久々にアメリカ英語に触れた。
英語で「モアナと伝説の海」を見たのだ。
こないだからマウイの「You're Welcome」にドハマリして頑張って歌詞を覚えていた時、映画の英語ダイジェスト版の動画を目にした。なんとなく見てみたら、聞き取りやすそうな声や話し方のキャラクターが割といるなと思ったからである。

この映画のうちもっともメインとなる歌で、英語の歌詞において"daughter"と"water"をかけるところがある。語尾の音が同じわけである。

それで、まぁ1ヶ月程度散々イギリス英語の「ウォータ」を聞き続けていた私は違和感を感じた。
でも、歌の流れるようなメロディーに、そのtがrに近くなったような滑らか(※個人の感想です)な音に、これだよ感を感じてしまったのである。すみませんイングランドの皆様。皆様の母語なのに。

素晴らしきr文化

思えば私は、学校にいるネイティブの先生方に発音をよく褒められる中でも、ELSAという発音矯正アプリのAIに判定を貰う中でも、rがとりわけよく出来るようで、rの発音は好きであった。いかにも英語な感じがするからであろう。中学一年の時、LとRの発音の違い~なんて授業を受けるわけだが、Lについては、そんなびっくりするほど変わんなくないとか思いなんも感動しなかった割に、rの音の特異な感じには、ちょっと衝撃を受けていたかもしれない。その後も、英語の発音について、rの音には気を配っていた。それを気をつけるだけでも、かなり"英語らしく"なるからだ。それが楽しかった。

舌を口内のどこにもつけないで、後ろに巻いて喉奥を閉じるように出すrの音。
erの音が好きだ。

で、モアナの映画の中に、もうひとつ私を感動させた単語があった。
"voyager"である。
私はvの音も割と得意で、なんならvにしなくていいのにvにしてしまう癖があるくらいである。早急に矯正したほうがいい。
ヴォイジャァ、最初のvから大きくo(オー)の音になり、geの音で歯を噛み合わせてすぼめ(私の発音法であって正しいか分からない。ご了承を)、最後にrで静かに喉奥を閉じてゆく。最後わずかに付与されるrの音が、良い。これが私の中での英語だ。(たびたびイングランドの方々には申し訳ないな…)


素敵な音が繋がる文化

アメリカ英語でもう1つ好きなところがある。
音が繋がって、変化するところだ。
What Iはtと最初のaが繋がってtaがdaかraになるとか、ああいう流れる感じの音、これが、いかにも、英語だ!という感じがして大好きだ。
繋がる音の話は長くなるからやめる。


言いたいことをただ羅列してよく分からなくなっている気もするが、
とにかく、
アメリカ英語最高!!!
イギリス英語で発音されるpopcornも好きだけれど、やっぱりアメリカ英語で話されるrを含んだ単語は、文は、素敵だ!
アメリカ英語で生きてゆきたい!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?