Kindle Unlimitedに短歌の同人誌を置いてみた

こんにちは、GW最終日いかがお過ごしでしょうか。
今年のGWの目標として「去年出した短歌の本をKindle Unlimited読めるようにしてみよう!」があり、無事に先日登録されました!
ので、備忘録も兼ねてKindle での電子書籍出版を始める流れをまとめてみようとおもいます。

\ Unlimitedなら無料なので、読んでね/

KDP(KindleDirectPublishing)に登録しよう!

Amazonアカウントを持っていれば、そこそこ簡単にアカウントを開くことが出来ました。

こちらに、自分の名前や住所、それから支払先情報などを入力していきます。ちょっと面白かったのは、

( ^ω^)Amazon「支払先が本当に仕えるか確認するために1円入金してみるお!」

ということで、1円振り込まれたことです。無から有を生み出す錬金術だね!

登録した今でもよくわからないのは「税に関する情報」の入力。アメリカ在住でもない個人の適当に毎年確定申告をしている人間はあまり入力することがなかったんですが、これあってんのか……?

早速本を登録しよう!

本棚のページ

アカウントを登録すれば、あとは作品本体を登録するだけです!

「電子書籍または有料マンガ」から作品を登録しましょう。
タイトルや説明何かを書いていきます。

同人誌や私家版でももちろん大丈夫!!
一般流通に乗っていない作品でもバリバリ登録可能です。

この説明を入力するのは粛々といれるだけなのですが、困ることはないと思います。困るのはこの次です。

登録できるデータの種類

実際に販売するためのデータを用意する必要があります。
AmazonKindleに登録できる形式は、下記です。

Microsoft Word (DOC/DOCX)
Kindle Package Format (KPF)
EPUB
MOBI

さてさて困りました。

まず、KPFは論外です。

KPF ファイルは Kindle Create を使用して作成できます。なお、Kindle Create は現在、日本語ではサポートされていないため、日本語の本は作成できません。

https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/G200634390

DOC/DOCXが一番馴染み不快と思うのですが、残念なことに家のパソコンにWordは入っていません。
いや、正確に言えばGoogleドキュメントを使用しているので、DOC/DOCX形式での書き出しはできるのですが、なんとGoogleドキュメントは日本語の縦書きに対応していないのです(ガッデム!まじどうにかして)。
今は無料で使えるWeb版のWordもあるのですが、こちらもどうやらだめっぽかったです。

となると、EPUBかMOBI形式になります。MOBIはマジで聞いたことないし、テキストベースはEPUBで作成するのが良さそうなので、EPUBでデータを作っていきましょう!

作って……いく?

日本語✕縦書き✕EPUBデータを作ろう!

結論から言えば、もうでんでんコンバーター様々です。

こちらのサイトで比較的簡単にデータを作成することが出来ました。
※私が出したのが短歌の本であまり中身も複雑ではなく短かったのが功を奏した可能性があります。

でんでんコンバーターのトップページだけを見ていると絶望の気分になりますが、エディターのページへ行っていじってみれば、なかなかわかりやすいです。

とはいえ、HP作成やWikiの編集といったタグで何かを作る経験が一切ないと、戸惑うことも多いかもしれません。エディターページを色々いじってみて「なるほどこう書けばこう表現されるのね」というの試していきましょう。

わたしは、何となくやりたいことが見えたので、途中でtxtファイルを落として、直にtxtファイルを弄るようにしました。そのほうが楽で……。

あとは完成したtxtファイルをコンバーターにぶちこめば……EPUBデータの完成です!ヤッタ-!!!!!

完成したデータを確認する必要があります……が、めんどいのでEPUB閲覧ソフトなどを用意することなく、直にAmazonの登録画面にアップロードして、そこで確認をしました。確認できるので、安心です。

データに問題がなければ、他にに用意しておいた表紙データもアップロードして、販売申請をするだけです。

そして販売へ……

データを登録すれば、すぐ販売開始されるわけではありません。最大72時間ほど審査に時間がかかります。
私もだいたい丸々3日後くらいに販売開始されたので、まさに72時間くらいですね。

販売開始されると、Amazonからメールが届きます。

販売ページのキャプチャ

やった〜〜〜〜!!!
価格が300円になっているのは、いちおうまだ同人誌本体500円で売ってるからな……という気持ちです(書き下ろしや表紙イラストがないので安くしています)

といっても、登録したからすごい売れるとかは今のところないので(ないので)すが、電子書籍の良さは元手がなくずっと置いて置けることなので、のんびり置いておこうと思います。

注意事項、気をつけたこと

同人誌版は、まだ在庫がちょっとあるのでBOOTHにも出しているのですが、こんな感じです。

こちらは表紙にかわいいクマと女の子のイラストを使っていますが、Amazon版では使っていません。というのも、こちらのイラストは制作依頼時に「同人誌の表紙」としてのみ依頼しているからです。
電子書籍の仕様の許諾は取っていませんので、イラストは使わず簡単な表紙を別途作成しました。

イラストをやデザインを依頼している場合は、本来の使用用途以外へ使用する場合は許諾や、場合によっては追加料金をしっかり支払いましょう。

これから

Kindle Unlimitedへの登録って、割と簡単にできるんだということが実感できたので、軽率に登録をしつつ、お金に余裕があるときは販促なんかも試してみたい気がしています。
ものはためし!

みんなも軽率にKindle Unlimitedへ登録、しよ〜〜〜!!!!

面白い本の購入費用になります。