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沖縄料理の小話

7月入社のまりりんです。
何を書こうか大分悩みましたが、ちょうど制作部ランチ会で話題にも出たので、大好きな『沖縄料理』について書こうと思います!

内地でメジャーなのはソーキそば、地元の人が食べるのは沖縄そば

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何が違うのか?とよく聞かれますが、違いは上に乗っているお肉です。
沖縄そばのお肉は三枚肉で、いわゆる豚の角煮
対してソーキはスペアリブのことです。
地元の人が食べに行くそばと言えば沖縄そばが一般的で、7年間住んでいてソーキそばを食べてる人は見たことがないくらいです。
ちなみに沖縄では、「豚は鳴き声以外全部食べる」と言われるほど豚を使った料理が多いです。

最近メジャーな人参しりしりーも、沖縄の郷土料理

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沖縄は人参の消費量が日本一と言われますが、その大半がこの人参しりしりーでしょう。
お弁当を買えば必ずと言っていいほど入っている料理です。
最近ではこちらでもメジャーになってきましたが、しりしりーの意味まで知っている人は少ないのでは?
しりしりーとは、千切りのこと。
スーパーに行くと、「人参しりしりー」「パパイヤしりしりー」と書いて千切りが売られてますよ〜(パパイヤもチャンプルーにすると美味しいんです)

サーターアンダギーは砂糖天ぷら

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サーターアンダギーは、言わずと知れた沖縄風ドーナツです。
サーターは砂糖、アンダが油、アギが揚げなので、言っちゃえば砂糖天ぷら
同じようなお菓子に三月菓子(サンガツグヮーシー)という、人差し指くらいの長さのものもありますが、こちらは春のお祝いの席で食べるものを指すようです。
サーターアンダギーとは材料の分量が違うようですが、味はほぼ一緒です 笑
揚げ物なので、作り手の上手い下手が出やすいお菓子かなと思います。

ご飯に合う!ナーベラーの味噌煮

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基本的に好みが渋いので、ここからはマイナー料理にいきます 笑
ナーベラーとはへちまのことです。
へちまの皮を剥いて、1cmほどの輪切りにしてツナとお味噌で煮る簡単な料理ですが、これがご飯のお供に最高。
沖縄に行って一番感動した食べ物です。

ピリッとした独特の味がたまらない、チキナー

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チキナーとは料理名で、材料はからし菜という葉野菜です。
最近は福岡でもハンダマ(スイゼンジナ)やウンチェーバー(空芯菜)が手に入るようになりましたが、このからし菜だけは見かけません・・・。
からし菜を塩漬けにしたものがチキナーで、くるま麩やツナと炒めて食べると最高です。
個人的には、カブの葉っぱが一番近いなと感じてます。

そばにたっぷり入れたい、フーチバー

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フーチバーとはよもぎのことで、沖縄ではジューシーと言われる炊き込みご飯に入れたり、沖縄そばにトッピングとして入れます。
また、スーパーにも1束300円ほどで普通に売られており、こちらよりも馴染みのある食べ物です。
高校生の頃、「かねひで」というスーパーに売られていたよもぎ玄米(80円ほど)という飲み物が大好きでした・・・笑

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沖縄料理は家庭料理なので、作る人によって味付けが違うところも、楽しみの一つです。

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