見出し画像

隣の芝生は青くみえる

  こんにちは。かなり久しぶりの投稿になってしまいました。
今まで地元を離れ、地方でひとり生活をしていましたが、この度地元に戻ってきて、少し新しい生活にも慣れていてやっと一息、ってところで、地元を離れて、縁もゆかりもない土地での暮らし、実家にすぐ帰れる、地元の友達とも気軽に会える距離での暮らし、両方経験してみて、感じたこと、残しておきたいと思っています。

言い訳できた、地方での生活

 地方で過ごした4年半。寂しい感情、ぽっかり心に穴があいたような気持ちになっても、特にコロナ禍のここ1,2年は、実家にも帰れないものね~、とか友達とも遊べないしね、とかおそらく寂しい感情がどこからくるのかも、分かった。
この気持ちになるのは仕方ないよなあと言い訳がたくさんできた。だからこそ、職場の人も皆、お母さんのように、体調を崩すと気にかけてくれた。
私自身も今考えると、友達がその地にはそもそもいないから、ひとりでマイペースにカフェに行ったり、買い物したり、家でのんびり過ごしたりすることも全然気にならなかった。コロナ禍だったからこそ、周りも自粛傾向だったし、お付き合い飲み会もなくて、のびのび生活できていなんだなあと、今振り返ると、私にはあの暮らしがあっていたのかもしれない。

やっと帰ってこれた地元での生活

 地元への異動が決まったとき、かなり仕事も忙しい時期の異動だったにもかかわらず、職場の方は揃って、地元に戻れて本当に良かったね、きっと親御さんも安心だよ、と背中を押してくれた。本当に人に恵まれた職場で、今もつながっていたいと思う方々だ。
 職場は実家から通える距離だったが、私は独り暮らしを選んだ。のびのびマイペースに自分の時間をつかえる生活が自分にはあっていたからだ。休日は友人と会うことが増えた。
けど、なぜだか、今までよりもっともっと寂しい気持ちと、もう言い訳のつかない何か漠然とした不安が心にまとわりついて離れない。友達と会う時間は楽しいはずなのに、話の中心は将来の話、婚活・・・ぐったりと疲れてしまうことが多い。今までは家で1日のんびり過ごす時間も多かったが、家にいることでいろいろ考えてしまって、気分転換に外に出ることが増えた。
せっかく、望んだ環境に戻ってこれたのに、何かが足りない。

結論、いつでも寂しく、不安は消えない。

 結論からいうと、結果、どこにいても寂しい、不安な気持ちは変わらないんだということ。どう環境を変えても、すっきりしないんだなということ。もしかしたら明確な要因だったりがある方は、環境を変えることでかなり前向きになれるかもしれない。一つ解決したら、また次の悩み。これはわたしが私を生きていく間はずっとループの様に繰り替えしていくから、受け入れていくしかないんだなあと思う。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。その気持ち分かる!と共感してくださる方がいらしたら嬉しいです。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?