見出し画像

お心金メダル‐奇跡の天然ものと、磨かれてきたもの。どちらも尊い。

綺麗で、強い心を持ちたいと思った。
あぁぁ文字にするとやっば陳腐に感じる。
滝に行って自分の心をきれいさっぱり洗い流したい。
自分が受けた悪意とか、ずるい知識とか、全部捨てられたらいいのに。もっと無防備に、アホみたいに、素直に人と話したい。

人に利用されたとか悪意をぶつけられたとか、そういう苦い経験を経て、自己防御のために浅い知恵で逃げるようになった。自分ってホンマに根性なし。見栄っ張り。経験とか知識のインプットって不可逆やなあ。知っちゃったら、知らない状態にはもう戻れない。

人の悪意が見えないくらい視野が狭くて、集中力がある、鈍感で綺麗な心がほしい。
というのも、そういう天然記念物みたいな人がいたんですよ。悪意が見えない、悪意の蓄積がない人。しかも結構長年生きてる。

視野が狭い、鈍感は悪口にもなりうるよね。実際その人はミス多いしトラブルメーカーという評価を受けている。だけど私はその人を、コウノトリとかコツメカワウソとかそういうのと同じレベルで守りたい衝動に駆られるし、
私にはその人が輝いて見える。不可逆なのだから。
かまいたちのネタでいうと、皆さんはもうトトロ見ちゃったでしょ?!ってことなのだよ。山内は見てないから。

まあでも現実問題、
嫌な経験とか恐怖を経て、体験が蓄積されて、それが不安につながるのは、人が生存率を高めるためで。
社会生活においては、人間関係の不安は社会への適応の結果でもあり、社会で生存するために必要なものなのだよ。
変にややこしく書いてしまったが、私の言う心がくすんでる感覚というのは、社会化と心の防衛本能ですよね。必要なことなのですよね。

だからこそ、
恐怖や苦み、痛みを知ったうえで、
それら防衛本能を乗り越えて、また真っ新から始められることはとても尊くて、それができるのは心が強い人だなと思う。
痛みを感じるし、恐怖をもう知っちゃったのに、
それでも、たとえフリでも、鈍感に忘れっぽく生きられるのは心の強さやと思う。わだかまりとか不安とか恐怖を捨てて、アホのフリしてっていう、捨てる強さ。
今の自分は、悪意や苦い経験をため込んでため込んでため込んで、心が、というか心持がくすんでいる。

思い込みといえばそうなのかもしれない。
実際心に実体はなく、くすむもなにもない。
でも思い込みって大事だとおもう。プラスにもマイナスにも大きく作用する重要な人生の要素。是々非々だよね。
是々非々1回って使ってみたかった。かっこいいよね是々非々。でも日常では使う場面ないから。ここで使えてよかった。

あとは、考えこんで熟成するという悪いクセだな。
セトウツミで、「誰かへの怒りを思い出すたびに、何重にも怒っている」的なのがあったんだけど、
我も、感情を何度も何度も想起して、こねくり回して、変に理屈を組み立てるところがあって、その作業のたびに、何重にも傷を受けたり、負のエネルギーを膨張させたり、恨みを膨張させたりと、
まあ忙しくやっているのですよ。なんてったって超内省型人間なのでね。ええ。

最近ホットな地震と絡めると、
海溝にひずみがたまっているのです。バーンとやっちゃいたいよね。
だから滝へ行きたい。
社会に合わせようと頑張る。なぜズレるのか、何がいけないのかいっぱいいっぱい考える。自分を助けてくれる人とだけじゃなく、悪意を向けてくる人とも関係性をもち、失敗して学習して自分を守るようになる。そうやって学習を重ねた結果、小さい頃より心が重ーく暗ーい色になったように感じられてきた。くすんだ。
でもひずみがたまるって地球が生きてて、新しいプレートがどんどん生まれている証やねん。白って200色あんねん。
でも海溝に沈んだプレートはいずれ溶かされるべきものなんです。古いものは溶かされて処分されていつかリサイクルされる。
私は溶かすのが下手なんだ。
だから滝!

\\\\\\\\\\\\\\\\\

自分の周りにいる人に笑っててほしい。心からそう思ってる。
ただ笑ってくれたらそれだけで安心するし嬉しい。
とてもちょろいと思いつつも、
そういう自分を素敵やと思う。

逆に言うと周りにいる人が笑ってないと不安。他人軸で不安定で、エゴの押し付け。笑っててハラスメント。ワラハラ。
まあそれはおいといて。

noteでも、もっと楽しい話題でハッピーな文章を、感情を書きたい。ややこしくも穿ってもない、素直ですっきりした文章。
普段話す人とも、相手に笑顔になってもらえるコミュニケーションがしたい。でも現実ってままならない。上手くいかない。人に対する恐怖とか不安とか、そういうのにいつも負ける。
殻を破れない。殻が硬すぎるのか、加える力が弱すぎるのか。
自分のキャパというか器ってもんがあるのね。でも少しずつできるようになってくと思っている。
強い心と、綺麗な心持ちを目指そう。

プライドとか見栄とか、痛みとか恐怖とかいったん脇において、目の前の人や現実に向き合える強い人になりたい。私ってすぐ逃避する。甘ったれ。もっと自分で自分のおケツ叩いた方がいいかな。
ため込まないで、程よく鈍感な綺麗な心持ちを目指す。そこで滝!

ちなみにタイトルのお心金メダルは、年長さんの時の幼稚園の先生がよく言ってたやつ。
ちくちく言葉みたいなノリだネ。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?