工場へ行こう🏭を話そう〜高校球児の相棒！甲子園の感動つくる工場SP〜
こんにちは、名古屋の俳優、菅沼翔也です。
不定期でテレビ愛知「工場へ行こうpartⅡ」再現ドラマに出演しています。
これは、撮影の舞台裏やオンエアを見て気づいたことなどを、俳優目線で話していくページです。
「工場へ行こうpartⅡ」とは？
東海エリアの工場に潜入し、時に美しく、アイデアの詰まった製造現場の裏側を紹介する番組。毎月第1土曜午後2時50分からテレビ愛知で放送中！
ナレーション：平泉成さん、坂口陽香さん
※放送をご覧になった方がわかりやすいと思います。
※取り上げるのは「再現ドラマ」のみ。
※あくまでも個人の見解です。
放送回
2020.4.4(土)15:10〜
高校球児の相棒！甲子園の感動つくる工場SP
再現VTR
今回は再現”ドラマ”というよりは、再現”VTR”。題して・・・、
なぜ金属バットは傷に強い？きっかけは梅干し事件だった…！
演じたのは、金属バットの表面にほどこす加工処理の必要性に気づいた社員の役でした。
登場
再現Vの主人公が登場。廊下をすたすたすた…。
おや？なんだかやけに嬉しそう。手に何か持っています。
そのまま扉をガチャ！
日の丸弁当
ある日のお昼時間…、そう！手にしていたのは「お弁当箱」。それも、アルミ製のお弁当箱。
ふたを開けたらびっくり！懐かしい、日の丸弁当！シンプル・イズ・ザ・ベスト！おかずはなし。
余談ですが、この日、役者陣が現場である「UACJ金属加工」に到着したのはお昼ごろ。午前中に製造工程を撮っていた撮影隊が、まさにこれからお昼休憩をとるという時でした。休憩室（控え室）の扉を開けると、担当ディレクターが一所懸命ごはんを詰めていたのがこの弁当箱でした。
サトウのご飯
さらに余談ですが、使用した白米は”サトウのご飯”二個分。ずっしりとした重みを感じました。お弁当箱の重いのはまったく苦じゃない、と心の中だけで思いました。
「いただきます！」しっかり感謝を申し上げます。
（ここまでしっかり手を合わせる人、見かけなくなりましたよね）
やけに嬉しそう。相当、お腹が減っていたんでしょう。
ちなみに、これを撮影したのは昼食直後。お腹いっぱいでした。当たり前ですが、お腹ペコペコに見えるよう、とにかく梅干し弁当に集中しました。
リハの段階で「わかりやすく、嬉しそうに！」という演出がありました。
梅干しの強い酸
「・・・！？」あることに気づきます。
なんと、ふたが溶けてしまっていたんです。溶け跡は見事に梅干しの形と一致。この形から梅干しが、梅干しの酸が原因であると、分かったわけです。
ちなみに、この溶けた部分は編集の段階で加工したものです。手が震えないようにすること、あとは、カメラが捉えやすいようにする、この二点を強く意識しました。
お弁当箱にごはんを詰めていたとき、何回かふたを開けては裏側を確認していた監督。きっと、このカットを想定して、ふたの裏側にごはん粒をつけていたんじゃないかと今になって思います。
ピピピピピピ！
「ふた」も「金属バット」もアルミ製という思わぬ共通点が。そこで、気づいちゃったわけであります。金属バットも梅干しの酸に負けないくらい強い表面の加工処理が必要である、と。
立ち上がり、そのままどこかへ。あれだけお腹をすかせていたはずなのに、結局、ひと口も食べていません。
この後、製造ラインへ向かったのか、上司の元へ行ったのか、はたまたアイデアを書きとめにデスクへ戻ったのか・・・。自分の出演した再現VTRパートはここまで。どこへ行ったのかは、ご想像にお任せします。
再現VTR「梅干し事件」はこれにて終了。
その後、アルミに膜が張られ、晴れて表面に傷をつけない金属バットが生まれたのでした！という流れに。
ピッチングマシン
今回は「UACJ金属加工」の「金属バット」のほかひもう一つ、「西野製作所」の「ピッチングマシン」も取り上げていました。
実は、後半「ピッチングマシン」の再現VTRの方にも僕、ちらっと出演していたんです。
出演といってもセリフはなし。後ろ姿だけ。
お気付きの方、いましたでしょうか？（笑）
無料配信開始
こちらの放送回、昨日より無料配信がスタートしました。
「GYAO!」や「Lopico」でぜひチェックしてみてください！
最後まで読んでくださりありがとうございました！
次回は・・・、
2020年5月2日(土)14:50〜
美濃和紙の靴下工場
糸づくりから完全密着！靴下ブラザーズの挑戦！
靴下ブラザーズ…、楽しみです！！
テレビ愛知「工場へ行こうpartⅡ」
ナレーター：平泉成、坂口陽香
出演：周藤孝樹、市川倖大、菅沼翔也
構成：松永英隆、宮崎祐人
撮影：川瀬荘司
照明：吉田高章
音声：小倉奈津実
編集：島崎道也
音効：桑原崇
協力：株式会社UACJ金属加工、株式会社西野製作所、ヨシオ工業株式会社、中日新聞社、朝日新聞社、名古屋市、ピクスタ、日本高等学校野球連盟
編成：那須義元（テレビ愛知）
ディレクター（監督）：仲尾義晴
プロデューサー：藤城辰也（テレビ愛知）、仲尾義晴（ホーボーズ）
チーフプロデューサー：林雪彦（テレビ愛知）
制作協力：ホーボーズ
制作：テレビ愛知
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