喫茶店ゴッコ
今まで、制作と全く関係のない「純粋な趣味」というものが無かったのですが、やっとできました。
喫茶店ゴッコです。
喫茶店ゴッコとは、コーヒーを淹れて、焼菓子と一緒に窓辺でいただく事です。
要するにアフタヌーンティー。
コンビニのクッキーでもチョコレートでも、「ちゃんとお皿に乗っける」事がポイント。
コーヒーもできれば豆から選んで、コーヒーミルで自分で挽いてドリップしてみてください。
感動します!
ちなみにフレンチローストが好きです。
ちなみにフレンチトーストも好きです。
喫茶店ゴッコ、是非皆さんもやってみてください。
おやつ作りもたまにします。
料理は得意ではないので、簡単なデザートを作る程度です。
白玉と寒天を作って、アイスを乗せて、白玉クリームあんみつを作ったりとか。
フレンチトーストを作ったりとか。
それくらいの、手間のかからないデザート作りです。
あ、ちなみに、白玉クリームあんみつとフレンチトーストは好きな食べ物トップ2です。
喫茶店に行くのが好きなのですが、やはり外だと人が多くて落ち着かない。
あと何よりお金の節約です。
家なら人目も時間も気にせず、窓辺にこしらえた特等席でくつろげます。
さて。
ここからが本題です。
「生産性のないこと」こそ大事だと思うのです。
やる事はいつも山積みなので、こんな風におやつ作ったり、ゆっくり寛いだりする時間なんて本当は一切無いわけですが、この「全く生産性のない、自分の活動と何の関係もないこと」こそが癒しになります。
音楽、美術、文学、映画、舞台などは
自分にとっては「勉強」になってしまうので、
どんなに好きでも「趣味」にはならないのです。
創作とは何の関係もない、喫茶店ゴッコや珈琲やお菓子作りというのが、純粋な「趣味」になりました。
自分の創作と離れていれば離れているほど、リフレッシュになる。
スーパーで買い物をすることすら、最近は癒しになってしまいました。
あと単発バイトも。創作とは全く関係のない、飲食店の単発バイトは凄くリフレッシュになります。初めての場所で初めての経験をする。職場体験のようで楽しいです。
単発バイトが趣味って……。
しかし最近、変化がありました。
このような、「自分の創作と関係のない趣味」が、創作に影響を及ぼすということがわかったのです。
大いに創作の手助けになることがわかったのです。
先日、小説を書いていて、気づいたら単発バイトのことを思い出していて、それを元にバイトの話を書いていました。
また別の物語では、以前訪れた喫茶店が登場してきました。
文章を書くようになって初めて気がつきました。
日常生活で経験することの全てが「取材」になるのだということに。
「自分の創作と全く関係のないこと」は、もしかすると、ないのかもしれません。
全く関係がないと思える趣味も、どこかで役に立つものですね。
生産性ばかりを追い求めて、結果に直結することだけを、と思って取り組んでいても、必ず行き詰まります。
見つめれば見つめるほど夜空に紛れていく、暗い星と同じです。
今度はクッキーを焼こうかな。
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