子どもとの約束を果たすべく、やんばるでバギーに乗るためだけに沖縄へ【沖縄子連れ旅 その1】
5年前、沖縄本島で『ヤンバルンチャー』というバギー体験をしたことがある。
昔から車が好きな息子はバギーをいたく気に入り、
「11歳から1人で乗れるんだって。オレが11歳になったら皆でまた来ようね!」
と可愛いことを言っていた。
もちろん親としては
「うん、そうだね! その日が楽しみだなぁ」
と返した。
……それで終わる話のはずだった。
どうして予測しただろう?
その後も息子がその言葉を忘れずに
「11歳になったから、バギーしに沖縄行くよ!……あの時言ったよね?」
と要求してくるなんて。
今回は、そんな経緯で計画された子連れ沖縄旅行について。
実は前年も予約していたが延期
公式ホームページには、バギー乗車の年齢についてこう記載がある。
去年の夏の時点で既に息子は満11歳だったので、実はツアーを予約していた。
でも2023年の夏はまだ新型コロナウイルスの感染状況が気になる感じで……どうしても二の足を踏んでしまった。
夫とも話し合い、仕方なくキャンセルして箱根旅行へ。
▼ 箱根訪問記事
今回も予約はしたものの
「今年こそやっと実現する、のか……?」
と、直前までけっこう半信半疑だった。
バギー体験、どの店舗にする?
この前体験した店舗(東村店)は山の上にあり、本部の宿からタクシーに乗る時間がかなり長かった。
しかも台風の雨風がひどく、行く途中で娘が気持ち悪くなってしまうというハプニングに見舞われた。結果、私と息子しかバギー体験ができず……
気分を変えたいと思い、今回は名護店に決定。
「名護市内から近くて行きやすいだろう」
と思ったことも大きい。
原則予約制で、埋まってしまうと困るので3ヶ月前には予約した。
瀬底店も、ジャングルと海と両方楽しめるのが良さそう!
私だけなら東村店の「やんばるジップライン」にチャレンジしたいところだが、確実に家族からの反発を食らうので……大人しく諦めた。
宿泊は「ホテルゆがふいんおきなわ」
今回は海よりもバギーが目的なので、実施店舗に近い名護市内で探した。
沖縄にリゾートホテルは数あれど、
高価すぎない
4人1室で泊まれる
という条件付きだと結構限られてくる。(まだ2人×2部屋の設定にしていないので)
*
色々探した末、「ホテルゆがふいんおきなわ」に決定。
「割と安くて清潔感があって朝食バイキングも良さそう」が決め手だった。
ホテルも飛行機も、バギーが確定してすぐ(約3ヶ月前)に予約した。
「もしかしたらまたキャンセルになるかもしれないよね?」
とビビり、最低限の予約(2泊)設定に。
沖縄本島の上のほうで2泊だとほぼ「行ってバギーして帰るだけ」だが、仕事も忙しいし子どもの予定も夏休みの予定も結構ありそうだし、まぁいいか……と。
直前までノープラン、食事も予約せず
大の旅行好きなのに、今回の旅の計画はなぜか気が乗らず……
その理由は、旅が近づいてきたら何となくわかった。
「最近は自分の意見だけでプランが決まらないから」かもしれない。
夫は旅行がそこまで大好きな人ではなく、注文をつけるとすれば食事くらい。私は食にこだわりがないので、観光と食事とでバランスが取れていた気がする。
子どもが幼稚園の頃までは、小さい子も喜びそうなアクティビティや好きそうな食事を入れておくことで対処できた。
でも、今は全然違う。
そもそも行く目的・泊まる場所・毎食の計画・交通手段・立ち寄る場所まで、ほぼ全部子どもと話して皆で決めている。
それが良いと思ってやっているけれど、意思決定者が多いとやっぱり大変だ。
この旅行で言えば、2日目の夕食の場所を事前に話し合う段階でかなり紛糾していた。
「『ココス』がいい」と言う偏食娘
「『くら寿司』でしょ!」と主張する息子
「沖縄に行ったら絶対沖縄料理でしょ‼」とこだわる私
呆れて何も言わない夫
……うーん、全く決まらない。
大きくなるとそういう希望も出るよね、そりゃあ。
成長は嬉しいし、家族旅行の醍醐味なのかもしれないけど。
旅行直前になると台風も近づいてしまって
「プランは最低限、あっちに着いてからの様子で決めようか」
という話になった。
*
持ち物は通常の夏の2泊3日の荷物に加え、サンダル・水着も。(海で泳ぐかは分からないが、子どもは海に入りたいと言っていたので念のため)
そんな感じで旅行当日を迎えた。
次回、「ホテルへ向かうバスの中で暴風雨」の巻。さてどうなる⁉
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