勉強の断捨離

僕は勉強が好きだ。
だから、気を抜くと色んな勉強に手を出してしまうし色んなゼミを企画したり参加してしまう。

しかし、時間は有限だ。
何でもかんでも勉強するわけにはいかない。

今日は、自分流(?)の勉強内容の絞り方を紹介しようと思う。

1. 必要に迫られない限り勉強しない

「今必要ではないけどいつか必要になる勉強」はなるべくやらない。
例えば、「まだ作りたいサービスはできてないけど、サーバーを建てるのにAWSが便利らしいから勉強してみるか」という発想では勉強をしない。AWSの知識が必要になるギリギリのタイミングまで勉強しないでおくのだ。

理由は2つある。
「大なり小なり不要な勉強になるから」「ギリギリのタイミングになるほど勉強が身になりやすいから」だ。

「将来を見据えて勉強しておく」というと聞こえがいいが、将来の自分が何を必要として何を必要としないかは将来の自分が一番詳しいのだから、将来の自分に将来必要になる勉強を任せた方が効率がいい。

つまり、今必要な勉強だけをすると決めておくのだ。
(もちろん、役に立つかはさておきすごく興味のあることを勉強するというのは自分の好奇心を満たす大事な勉強だと思うけど、そういう類の勉強は我慢するものではないと思うので議論の外に置いておきます。)

今必要な勉強は、将来必要かもしれない勉強よりも
切羽詰まっているから集中できて、
必要な部分と不必要な部分が明確で、
目的意識が明確でモチベーションが湧く。

では、勉強が必要になるとはどういう状況だろう?

普通、人間は何も考えなくても何となく生きていけてしまう。

現状を変えたいとか、将来いい思いをしたいとか、何かしら目的を持つとそのための行動意欲が湧いてくる。それが、勉強が必要になる状況だ。

2. 人生の達成目標を具体的に定める

順番としてはまずこれが最初だと思うのだが、読みやすさのために2番目に書いてしまった。

人生の達成目標、僕の場合は「没頭する時間の質と量の最大化」だ。そしてそのために「多くの人が喜ぶ数学の未来を作る」という目標を立てた。この目標の達成のために「証明の行間を埋めるAIを作る」「数学者を査読から解放する」「数学者のキャリア選択の幅を大学の外に広げる」といった目標を立てた。さらに、「数学の人工知能はどうやって作るのが良いか」「数学者を査読から解放するにはどうしたら良いか」「大学のお賃金以外で数学者が生計を立てられるようにするには」と、どんどん目標を具体化していくのだ。

目標が具体的であればあるほど、自分のやるべきことが明確になっていく。
目標が望んでいるものであればあるほど、本気になれる。
本気になればなるほど、楽しい。
楽しいから、本気になれる。

というわけで、僕は今Leanという証明をプログラミングで行うプログラミング言語と、お金の勉強をしています。

おわり。

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