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診断名確定

2歳8カ月の頃、旭川市にある肢体不自由児総合療育センターへの受診にいってきました。セカンドオピニオンとして子供の状況に関して意見を貰おうというものでした。

とても感じの良い女の先生に、一つ一つはっきりと説明してもらいました。その中でハッキリと「自閉ですね」ということを伝えてもらいました。世間話程度の軽い感じで(笑)

詳細な診断名としては「自閉スペクトラム症(ASD)」「知的障害」「協調運動障害(DCD)」というものでした。運動機能的には問題ないと思っていたのですが、同世代の子供に比べると不器用さがあるとのことでした。(手指の巧緻性、体幹筋力の弱さなど)

子供に障害があると告げられる時、親としては様々な感情、思いが出てくるのは当然かと思いますが、我が家に関しては、夫婦共々淡々と受け入れていました。

理由は色々あるのですが、一番の大きな点は1歳半から2歳8カ月までの期間で、何らかの障害であることは99%確信に近いものがあったのです。僕にとって診断名は残りの1%を確定してもらったという程度のものでした。

もう一つ。この時点で僕の中に「障害無かったらいいなあ」という気持が全くなくなっていたこと。「あるならあるでいいじゃん」と、その程度のものでした。子供への愛情が結果によって変わることも全くないですし。

色々な思いは錯綜したのは事実ですが、淡々と旭川から3時間かけて家に帰りましたが、その間の妻との会話も普段通りの感じでした。

最近思うのですが、ハンデがあろうと無かろうと、結局人って自分の能力の範囲内で出来ることを精一杯やるしかないのかなと。子供にとって最適な環境、その時点で出来ること出来ないことを見極めて適切なサポートを続けたいと思っています。

次は親子入院に関して書きたいと思っています。僕は家にいたのですが(笑)

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