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自称、恐竜博士の柊ちゃん

このお話は、7月下旬に書いたのに下書きのままにしていた。せっかくなので公開します。

自称、恐竜博士の柊ちゃんと東京ドームで開催中の恐竜博に行ってきた。入場前から、喜びのジャンプを繰り返す。入るなり、スコミムスやステゴサウルスの骨模型を見て、大興奮で突っ走る。「ゆっくり見ようよ」と言っても、進んでいって、すぐにティラノとトリケラの迫力画像のスクリーン前。とても迫力で、じいじ丸の後ろに隠れて、ビビリながら見る。柊ちゃんの手に力が入り、じいじ丸の太ももが痛くなる。その後の出たとこにあったティラノのロボットが怖いらしく「じいじ、もう出ようよ」と柊。たぶん、入場して13分くらいだ。早い。早すぎる。

帰りの電車で「あれは、小学生のお兄ちゃん向けだね」と柊ちゃんを慰める。柊ちゃんは、恐竜博のチラシを滔々と読んでいる。読んでいるんじゃなくて、自分で物語を作って話している。横に、ビジネスマンのおじさんがいたけど、ひらがなも漢字も読めるように見えたかもしれない。

かわいそうなので、ヤマダ電機で、アニアのジュラシックワールドバージョンのアマルガサウルスを買いに行く。柊ちゃんは「ジュラシックバージョン、かっこいいよねー」と言っていたので、売り場でも大喜び。「アマルガサウルスがアニアになるなんてすごいよね、じいじ」。自転車に乗る時も、カゴに入れることを勧めても「自分で持っているー」。自転車に乗っていると「買ってくれて、ありがとう。買ってくれた人に、ありがとうと言うと、買ってくれた人が気持ちいいんでちょ」とわかったようなことを言う。

お家に着いてからは15分くらい、ひとりでアマルガサウルス遊びに夢中。「柊、アイス食べる?」「アマルガで遊んでから!」、「そろそろ、お昼寝だよ」「アマルガで遊んでんのに、なんでそんなこと言うの!」とプチ切れ。「じいじ、アマルガの名前、なにがいい?」‥‥。


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