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昔なりたかったお仕事(写真家)

世の中にはいろんな職業があります。


私も年齢を積み重ねてくると、

それに伴い色々な職業を経験させていただきまして、

実際に何が良かった悪かったというお話もあるのですが、

今回紹介したいのは、


実際にはその職業につくことはなかったけれども、

昔なりたかったお仕事と題しまして、

その職業の紹介と思うことを記事にしていきたいと思います。


記念すべき第一回は「写真家」をピックアップしていきます。


さて、この「写真家」という職業ですが、

なりたい職業ランキングの上位にくることはあまりなく、

職業としてはメジャーではありませんが、

私が昔なりたかった職業の一つです。


中でも、特に興味があったのは報道写真家です。

あまり聴き馴染みがない職業だと思いますが、

戦場カメラマン」というと

耳に覚えがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そう、皆さんの頭の中に浮かんだであろう人は

お洒落な帽子とヒゲを蓄えた特徴的な喋り方をするあの方。

渡部陽一さんが真っ先に出てきたと思います。

もちろん彼も特徴的で、すごく魅力のある方なのですが、

私の中の戦場カメラマン像はまた別の方なのです。


一ノ瀬泰造


という報道写真家をご存知でしょうか?


1970年代にカンボジアで起こった戦争の様子を

写真に撮って収めた写真家なのですが、

実は何度も映画化されているほどの有名人なのです。

ちなみに1999年に公開された映画で演じた役者さんは浅野忠信さんでした。


そして何よりも私の通っていた高校の先輩なんです。


戦争を知らずに育った私が

初めて教科書以外で見た戦争をテーマにした写真。

安全へのダイブ」という写真は

決して作られた物ではなく、

ありえない世界と現実をつなぐとても印象深い物でした。


興味がある方は是非検索してみてください。


そんな彼も20代の若さで亡くなっています。

戦場に身を置くということは、いつ死んでもおかしくない。

実際に彼の生涯を通して戦争の怖さを学びました。

写真家、中でも報道写真家は興味のあったお仕事ではあるのですが、

憧れは憧れで終わりました。


現地に行って生死をかけられるだけの気概もなく、

実際に写真を撮ってその稼ぎで生活ができるか、となると

実際になれる職業ランキングからは早々に除外されてしまいました。



職業にはなりませんでしたが、今も趣味で風景画を撮っています。

今日のタイトルの写真は1年半前に私が撮った物です。

佐賀にはまだまだ綺麗な風景がたくさんありますので、

それはまた別の機会にご紹介できればと思っています。


本日も読んで頂いてありがとうございました。

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