こころが喜ぶお金の使いみち。
うちのマンションの近くにおもしろい花屋さんがあります。いまの時期でいうと旬のミモザの黄色をメインに、赤やピンクや白など色とりどり何十種類もの花が並んでいます。相手やシチュエーション、イメージ、金額などを店主に伝えて会話をしながら世界にひとつだけの組み合わせで花束をつくってくれるのです。
「お客さんとのセッション( 会話 )を大切にしてるんですよ。なによりも楽しいですしね」イケメンの店主がさわやかな笑顔で話してくれました。そう、このお店にはつくり置きの花束や鉢植えはひとつもありません。その日、その瞬間、その人との会話から得たインスピレーションをもとに即興で花束を生み出してくれるというわけです。
「花一輪を提案することもよくあります。けっこう可愛らしいんですよね。お店の売上にはよくないんですけどね」と笑いながら、足下に置かれた緑の葉ものを選びとっていました。花を選んでいる店主の姿が楽しそうで真剣で、とてもいい時間でした。ホワイトデーということで、メッセージカードも熱心におすすめされました。笑
帰って娘におっぱいをあげている妻に花束を渡すと喜んで受けとり、娘に自慢していました。コーヒーを飲みながら、テーブルに花が飾られてるのっていいなぁとニヤニヤ。生きるためではない、心がうれしくなったり、あたたかくなるお金の使い方は人生に彩りを与えてくれます。身のまわりからしあわせな経済圏がひろげたいな。
今日もnoteを読みにきてくださり、ありがとうございます。花屋さんの店主曰く、部屋にお花一輪でもあるのとないのとでは雰囲気が全然ちがうんですよね。
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