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夫婦という名のタッグチーム。

40名以上の人たちが集まる丸一日の講座を終え、懇親会には出席せずに一足先においとました。電車を乗り継いで東京駅へ到着して、日本郵便が手がける商業施設KITTEへ向かい、地下の飲食店街へとくだる。目的地のお好み焼き屋さん「きじ」への入店を待つ行列の最後尾へと加わった。

15名くらいは並んでいただろうか。ぼくの後から列に加わった女性は、英語でなにやら質問。店員さんがたどたどしい英語で、「アバウト、サーティーミニッツ。」と返していた。そんなやり取りを横目に、ぼくは村上春樹さんの短編集『螢・納屋を焼く・その他の短編』を黙々と読む。(全く関係ないんだけれど、この作品にはあと、「踊る小人」、「めくらやなぎと眠る女」、「三つのドイツ幻想」という短編も収められているのに、なぜに「その他の短編」とまとめられてしまったのだろうか、、、と不憫でならない)

そんなことを考えていたら、みるみると列は短くなり席へと通された。カウンター席に着席するも、なんにも注文しない。店員さんの視線を感じつつ、携帯をいじりながら待つこと10分、肩をポンポンと叩かれた。「ゴメンね、お待たせ」と奥さんがやって来た。生ビール2杯が手元に運ばれ、豚玉とスジ入りねぎ焼き目の前の鉄板へ。

美味しいお酒とお好み焼きを肴に、お互いの最近の仕事のことや、これからの家族のこと、その他いろいろなことについて話をした。なかなか話は尽きないもので、ふたりで大盛りのモダン焼きまで注文してしまった。

ぼくにとって、奥さんと話をする時間は貴重なものだ。あまり耳障りのいいことばではなく、、、おっと、オブラートに包んでしまった。耳の痛いことばで、触れられたくない急所を突いてきたりする。だから、タフさも求められる。だけれども、そんなことばを言ってくれる人はそうそういないものだ。

「夜ご飯は会食ばかりで、家で食べるなんてありえない」と語る成功者と言われる方もいるが、個人的にはよくわからない。(もちろん、言っていることは理解できるけれどもね)

あ、すみません。カッコつけ過ぎました。ほんとうは、ちょっと前まで、半分は犠牲感を感じながら、会食などを減らして自宅へ帰っていたときもあった。(「不機嫌になられたり、怒られたり、悲しまれたりしたら嫌だなぁ」が原動力になっていたと思うなぁ、実のところは)

でも最近は、ちーゃんと心の声に耳を傾けた上で、(自分から主体的に)奥さんと対話する時間をつくっている。からこそ、その時間やら空間の丸ごとが大切なものに感じられるのだろうと思う。

じぶんの仕事のことはよくわかっていなかったとしても(ただ多くの場合、じぶんから率先して話をしていないだけかもしれないんだけど)、パートナーは最強のタッグチームなんだと思う。

その感覚的な、もしくは逆に論理的な厳しい意見は、あなたが、ぼくが真に受け入れるべき内容だったりする。そしてこれまた不思議なことに、その意見を受け入れたときに、じぶんでは予測もつかない大跳躍が生まれて新記録を更新したりするものなんだよなぁ、これが。

真面目な話からくだらない話まで存分に話をして、セブンイレブンの温かいカフェラテを飲みながら、シャンパンゴールドのイルミネーションをチラ見して帰路へと着いた。

あ、そうそう、そういえば、このことについても書こうと思ってたのに忘れてたなぁ。

スッゴイいいと思った。ので、こんなふうにつぶやいた。

「#愛妻ツイート」、時々やりたいな。

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やり続けていたら嬉しいことは起こるもので、DMMの亀山会長のことをラジオで話していたら、ご本人からnoteラジおをフォローしていただきました。嬉しさを通り越してビックリしました! いちど目をこすってみてから、再び画面を見直しましたね。笑

これからも、一つひとつ一生懸命に書き、しゃべり続けていきます。


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