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愛宕神社 千日詣り(ほおづき縁日)

6/23-6/24は愛宕神社のほおづき縁日。千日詣りに伺った。

6月23日~24日

この両日に社殿前にしつらえた茅の輪(ちのわ)をくぐりお参りすれば千日分の御利益(ごりやく)があると昔から信仰され、境内で自生していたほおづきを飲めば子供の癇・婦人病に効くと言われていた。
現在はお祓い済みのほおづきを受けると特別に社殿の中で(ほおづきを)お受けになった方のお祓いをしております。
ほおづき市と言うと浅草が有名だが、もともと愛宕神社から始まったもの。蛇足ながら羽子板 市も当社が発祥。
その賑わいは平岩弓枝氏著「犬張り子の謎」にも記されている。

公式サイトより
男坂は⛩正面、女坂は鳥居の右奥にある

最近、愛宕神社に行かなくなったのは出世の石段(男坂)をのぼる気力がわかなかったからだ。ふと思った。別に出世したいわけじゃなし、女坂をのぼればいいじゃないか。女坂からの参拝は初めてだが、非常に楽だった。ちなみに写真のとおり、おりる人はいるものの、のぼる人は私だけ。
――暑い日に、変に消耗したくないからね。正式ルートは急勾配の男坂なのは知っているが、神様もきっとわかってくれるはず。

左の拝殿から時計回りに長蛇の列ができている。まあ想定内だ。昨年もそうだったから。

並ぶこと15分。ようやく茅の輪をくぐれそうだ…と思った、その時に「神職が通ります、道をあけてください」と係員さんの誘導があった。

神職様の列
絵巻のような光景にうっとり
拝殿前

柏手を叩き、千日詣りさせていただいたことの感謝、日ごろの感謝をお伝えし、一礼して辞去しようとした、まさにその瞬間!
拝殿の扉が開き、神楽鈴をたずさえた巫女さんが現れ「これから、皆様のお祓いをいたします。頭をおさげください」とのたまうではないか。これは辞去するわけにいかない。気をつけの姿勢から頭を下げ、鈴でお祓いをしてもらった。

今日も引きが強い。神職様の入殿を間近で見られ、お祓いは先頭で受けられ。特にお祓いは、もし10秒早く動いていたら受け損ねるところだった。
神様、本当にありがとう。

ほおづき市

3年ほど前に一度いただいたのだが、うまく育てられず枯らしてしまったので、以来求めないことにしている。見るだけ。

(左から)猿田彦社、稲荷社、恵比寿大黒社にお参り
弁天池が綺麗になっていた!

以前は鯉に餌をやることができたのだが「鯉たちが池に慣れるまで、餌はあげないでください」との看板が貼られていた。そうだねえ、慣れない環境でリズムが整っていないものねえ。

新しい弁天社

財運向上のお礼をお伝えする。ありがとうございます、と。

社務所周辺

NHK会館のほうに止まっている、永谷園の車。帰りにはここまで参拝列がのびていた。私は並んでからお参りするまで30分かからなかったが、この写真時点では40~50分くらいはかかりそうな雰囲気。やはりタイミングが良かった。(ちなみに愛宕神社と永谷園で何か協賛しているらしく、お茶漬けの試供品をいただいたのも、ありがたい)

帰りはNHK会館でも覗いてみるかな…と思ったが、月曜は休館だった。

他の駅で下車し、ジョ●サンでお昼をいただき、巣鴨の高岩寺(とげぬき地蔵は24日ご縁日)に参拝して帰宅。


良いお参りができました。感謝。

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