年の瀬に穴八幡宮詣り
年の瀬に入れば、穴八幡宮も少しは空くのでは…と思ったが甘かった。
12月27日の午前中の境内は下記のとおり。
御守授与の列はするすると動いていたため、並んでから15分程度で一陽来復守をいただくことができた。
コロナ禍の時と違い、あちこちで私語が飛び交う。
「この列に並ぶと、参拝させられるんだっけ」(中年女性)
「御守、どっちの方角に飾るんだろう。あ、飾るじゃないよね。うーん、なんていうんだっけ」(中年女性)
「これ、一度買っちゃったら、またここまで捨てに来なきゃいけないんだよねえ。エンドレスだなあ」(中年男性)
…さすがに横にいた奥さんが窘めていたけれど、捨てるって!
これでご利益にあずかれると思うのは、すごい神経。
境内は「神様のお庭にお邪魔している」という、謙虚な気持ちで過ごすものだと思うけど。
気のせいか、神社仏閣では若い人よりも年配者の方がマナーが悪いように感じる。
穴八幡宮は、お金の融通は闊達であるが、古くから伝わる「作法」の融通はしない(と思う)。
他所の神社仏閣と違い、いかに遠隔地に住んでいようとも
・御守の郵送頒布は行わない。
・納める際も、郵送不可。必ず持参することとしている。
(※このため、知人・友人に頼まれて、大量にいただく人多数)
自ら足を運び、お礼参りに伺うのが、本来のあるべき姿なのだ。人間同士でも、頼みごとの時だけ良い顔をし、用が済んだら素っ気ない人は嫌がられるもの。私はこういう筋の通ったしきたりは、嫌いではない。
御守をいただいた後、参拝の列に並ぶ。こちらは25分くらいかかったが、皆さん静かでありがたかった。
御守の形が特殊なので、潰さないよう茶缶に入れて持ち帰る。
――これで、大晦日の夜は0時まで眠れなくなった。
節分の夜にお祀りしても良いけれど、
せっかくの元日&天赦日だから…。
昼寝してでも、夜更かしを頑張ろう。
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