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蛇窪神社と亀戸天神社の藤

巳の日なので、蛇窪神社に向かうことにした。次回の巳の日は5/5㊗で己巳。絶対に激混みになる。行くなら4/23のほうがいい。白蛇公開は、巳の日限定(己巳は非公開)だし。


蛇窪神社

参道の両側に、石でできた米俵のようなものが二体。最近設置されたらしい(スタッフさんが「この前の一粒万倍日に設置しましてねえ」と話しているのが聞こえた)。初お目見え。

手水舎
弁天社
なんだか花と戯れている感じで好き
社務所の鯉のぼりと藤のオブジェ
白蛇のミーちゃん(雌)はお休み中
法密稲荷

都営線フリー切符を持っていたので、都営線と都バスを使って、錦糸町まで行き、亀戸天神社に向かう。藤の花が見頃らしいので、見過ごせない。

亀戸天満宮

ちょうど見頃で、香りも色も満喫。くずもちで有名な船橋屋にもそこそこの列ができていた。川崎大師でくずもちを買ったばかりなので、今回は我慢。

バスの中の紳士

帰りは錦糸町から都バスに乗る。ベビーカーを抱えた女性がステップから下りようとした際、近くの優先席に座っていた銀髪の高齢紳士が立ち上がり、彼女に手を貸した。「大丈夫ですよ、自分でやれますから」遠慮する母親に対し「いや、でも」と手助けする紳士。
「ありがとうございます」と何度もお礼を言って立ち去る母親。その間に、紳士が座っていた優先席は、次の乗客(高齢女性)に座られてしまった。

他人のために気遣いをする人が、割を食うなんてなあ…いや世の中って結構そういうところあるけどさあ…と切ない気持ちになる。

少し離れた後ろの方の窓側席に座っていた私。できることなら「どうぞ」と譲りたいくらいだったが、少し距離があり、立っている乗客も多く、しかも通路側に他の人が座っているのでそれもできない。

高齢紳士は立ったまま、その後7~8分ほどしてから降りて行った。

神様、神様。あの心優しい紳士に、素敵なことがたくさん起きますように。
車窓から見送りつつ、そっと祈ってみた。

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