見出し画像

高家神社(たかべじんじゃ)に初参拝

10/24~10/25に館山方面に旅行しました。

24日は巣鴨とげぬき地蔵の縁日。高岩寺にお参りしてから東京駅へ。
予定より1本早い電車に乗ることができた(というか、外食をやめたら時間が余った)ので、24日に高家(たかべ)神社に参拝することに急遽決定。
ひとり旅はだいたいこんな感じ。予定のハンドルは、ぶらぶらと遊ばせておきます。

千倉駅からバスは1日2本。それも8時台と17時台。駅から神社まで歩くと30分以上かかるため、タクシーで行くことに決めました。

運転手さんがとても優しい方でした。「千倉駅周辺には、タクシーは2台しかないんだよ。他で迎車を頼まれたらまずつかまらないんで、参拝が15分くらいなら待っていますよ」と教えてくれたので、待機をお願いしました。しかし、2台しかないタクシーを千倉駅ですぐつかまえるなんて、私はラッキーだな。

高家神社

日本で唯一、料理祖伸を祀る神社です。

★主祭神
磐鹿六雁命 いわかむつかりのみこと(尊称・高倍神たかべのかみ)
天照大神・稲荷大神を併せ祀る

磐鹿六雁命が景行天皇にカツオやはまぐりを使った料理を差し上げたところ、天皇がその腕前を絶賛し、膳大伴部を賜った…ということから、料理祖神となったのですね。

料理祖伸の札
「彼氏のココロをつかむならまず胃袋を」・・・少し昭和・平成の香りが。
鳥居
参道
拝殿が見えます
芙蓉かな?綺麗。
階段をのぼります
料理祖伸。右手にカツオ、左足の先にハマグリが。
手水舎
おみくじが結ばれています

手水舎の左側にある竹。穴がたくさん開いているのは、夜に灯を入れるからだそうです(後で運転手さんに伺いました)。

ここで白髪ボブの女性に「こんにちは」と声をかけられました。旅行者かな?と思ったのですが、社務所の方でした。東京でこういう挨拶が交わされることは少ないので(マンション内で挨拶してもスルーされるご時世)、嬉しくなって挨拶しました。

無関心でぎすぎすした都会を少し離れて、優しい人たちに逢えることも、旅の醍醐味の一つかもしれません。

拝殿。茅葺きの清楚な佇まい。
料理祖伸 高家神社 の文字

食物の恵みに感謝し、美味しくいただけることにお礼を伝え、少し外食を控えてキッチンに立つ時間を長くしてダイエットに成功しますように…とお祈りしてきました。

拝殿裏の扉。何だか懐かしい雰囲気
神楽殿
包丁塚

ひととおり参拝した後、社務所へ。先ほどの白髪ボブの上品な女性が、柔和な笑みを浮かべ「どちらからいらしたの?」と聞いてくださったので、東京から来たことや、日本唯一の料理祖伸に詣でたかったこと等を伝えました。

ここならではのお守りをいただこう…と探していたら「料理上達のお守りは4種類ありますよ」と教えてくださいました。

料理上達御守

他所では見かけないデザインに心惹かれ、こちらを頒布していただきました(800円)。今、冷蔵庫にぶら下げています。

おみくじも大吉!
ご神木
大きすぎて撮影が難しい・・・

穏やかで、とても心地よい神社でした。車を待たせているので15分くらいで失礼しましたが、心がのどかになる地場の良いところです。

タクシーもすぐつかまったし、会う人はみな優しいし、おみくじは大吉だったし、歓迎されているのかな。

では本気でダイエットメニューを励行せねば。…と思いつつ、この日の夜も、宿泊先でお腹いっぱい食すのでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?