小石川後楽園と小石川大神宮
花菖蒲が見頃だと聞いて、小石川後楽園に出かけました。
小石川後楽園
大江戸線「飯田橋駅」C3出口からすぐ。
花菖蒲も見事でしたが、公園全体の緑もとても綺麗。
ちょうどお昼時に入園したためか、あちこちのベンチでお弁当を広げている人たちを見かけました。若い女性もいらっしゃいましたが、サラリーマン風の男性たちが手作り弁当や、コンビニ弁当を黙食している姿も。この付近の会社にお勤めの方が、年間パスポートを購入して、ここでランチタイムを過ごされているのでしょうか…。
皆さん一様に、穏やかな表情をされていました。
小石川後楽園の場が良いのか、花や緑の癒し効果か、美味しいものを食べているから穏やかなのかはわかりませんが、ずっと過ごしたくなる雰囲気でした。
ぶらぶら歩き
飯田橋付近をウォーキングしようと思い「この近くだと東京大神宮や水道橋の金毘羅さん、牛天神さんかなあ」と考えましたが…例によって、道がよくわからない。飯田橋駅周辺は、道がくねくねしているため、方向音痴には難しいんですよね。
お腹もすいたので、ランチを取ってから考えよう…と適当にぶらぶらしているうちに、後楽園に辿り着きました。あの東京ドームの屋根は遠くから見えるので、ポーラスターにします。
ご飯を食べた後「小石川大神宮」が近いことに気づきました。徒歩6分。
行ったことないから、行ってみよう!
小石川大神宮
右横で工事中。ちょっと騒音がすごいです。
ご祭神は、天照皇大神の一柱のみ。お礼だけ述べて、お願いはしません。
天照さんと他の神様を祀った「蛇窪神社」「阿佐ヶ谷神明宮」のような神社ならともかく、彼女は日本の最高経営責任者(CEO)ですからね。
日本国トップに「推しのチケットが欲しい」「結婚相手を世話してほしい」「合格したい」「離婚したい」等の個人的な話は、本来似つかわしくないと思うんですよ。
天照さんは、「国家国民統合の祖神」ですから。
それに、古事記を読んでわかるとおり、彼女が願いを叶えるのではなく、周りが彼女の意向を忖度して動くものなのです。相手はCEOですもの。
古事記好きの人たちは概ね「女神のワガママに振り回されるのが、正しい付き合い方」「願っても叶わない!と文句を言う方がおかしい」ということを知っています。
ひとつ気になったのが、拝殿までの玉砂利の大きさ。
いや玉砂利というより、大きめの石がたくさん敷かれているため、かなり歩きにくいです。車椅子の方はもちろん、杖や足の不自由な方は難儀をするんじゃないかな。雨の日は滑りやすいし。
実は賽銭箱前でまっすぐ立つのが難しく、少し足を開いて踏ん張りポーズでお祈りしました。ぐらつくもので。
多分、この石にも意味はあるのだと思いますが…。
最後に
小石川後楽園も、小石川大神宮も初めて訪れる場所だったので、新鮮な気分で楽しめました。体力と方向感覚があれば、後数か所はまわれたのでしょうが、最近は疲れやすいので休み休み、歩いています。
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