テレビ離れ、ニュース・ダイエット

最近、テレビを殆ど見なくなった。ニュースはつけているものの、頭に入ってこない。というのも、ずっと同じ情報を繰り返しているからだ。ニュースという名称に似つかわしくない程、鮮度がない。

どなたかが「ニュースはショップチャンネル化している」と評していて、その言葉の妙に唸った。本当にそれだ。バラエティは内輪で盛り上がっていて、視聴者は置き去りだし、ドラマも面白くはない。

アマプラでアニメを見ているほうが、余程面白い。ニュースはネットで読めばいいし。
殺人だの詐欺被害だの事故だの怒声だの、そうした陰鬱なものを繰り返し刷り込まれるのは精神衛生上良くない。ニュースもダイエットしたほうがいい。

テレビしか娯楽がなかった時代はみんな「テレビの言うことだから」と食い入るように見ていた。
が、今は「ああ、洗脳装置ね」「思想統制のために偏向報道している」「やらせだな」と感じている人の方が多い。

今のテレビが壊れたら、後釜はいらない。
そうしたらNHK受信料も解約させてもらおう。

見もしないのに「テレビがあるのだから払う義務があります。NHKは皆様の受診料に支えられています」という意味不明な強制。

希望して生まれたわけでもないのに「国民として子を産み育てる義務があります。そうでなければ、国が衰退します」と責任を押しつけて来る、我が国に似ている気がする。