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父の十三回忌

今日は父の十三回忌。
普段から寺社参拝の時は両親の菩提を祈っているし、先月の高幡不動での大写経会、成田山への錫杖経写経、深川不動堂での護摩供養などで父の菩提を願ったので、当日は供養会らしいものは設けず、弟と二人で墓参した。

父は法要や宗教行事があまり好きではなかったし…多分子どもたちが元気な顔を見せるのが一番の供養になると思う。

5/8は曇りのち雨の予報だったが、午前は陽光が差すほど天気は良かった。
だいたい、雨予報でも張れることが多い私。大丈夫だろうと思っていたけど、大丈夫で良かった。暴風雨の時に、線香をあげたり、お供物を並べるのはけっこう大変なので。

線香と言えば。弟が所定の場所ですべての線香に火をつけ(ぼうぼうと燃え盛ったので)全部を線香皿に置いてしまい「私のお供え分は?」と尋ねる一幕があった。

母が生きていた時に、墓参りに行き、同じことを私もやった。振っても炎が消えない線香束を、人に渡すのは難しいのだ。母に「やだっ、こういうのは参拝者で分けてお供えするのよ」と文句を言われたが…。

つまり、弟の「危ないから」という抗弁はとても理解できる。
まあ、こんなこともあろうかと、自分用のお線香を数本準備していたので、それに火をつけてお供えした(数日前、試供品でいただいた線香だ)。
手抜かりなし。

ご先祖様も、作法に拘泥するあまり、子孫が火傷をすることは望んでいないはず。数本でも、お線香をお供えできて良かった。


<おまけのひとこと>

昨日、お供物を買いに出かけて外食をしたために、せっかく落ちていた体重がまたアップしてしまったので、また仕切り直し。

近所の薔薇

近所の喫茶店のオーナーさんが、店の前で薔薇を育てている。綺麗に咲き誇っているので、写真を撮らせていただいた。

墓参帰りに某所で一筆写経をし、父の菩提も願ったし。
悪天候に振り回されることもなかったし。

いい十三回忌だった。

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