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乳がん検診延期につき、神護寺展へ
乳がん検診延期
7/17にデジタル画講座を受ける。14:00過ぎ。この後、美術展に行くか。いや7/18は午前に乳がん検診があるから、その後に行く方が観覧時間を多めに取れるかな等と考えていた時に、検診先の病院から連絡が入っていたのに気づいた。電話をかけ直すと「検査技師が体調不良につき、検査日程を変更したい」とのこと。来週なら大丈夫とのことなので、月曜に予定変更。
「暑いから体調を崩す方が多いですよね、お気をつけて」と伝えて電話を切る。来週出勤できるなら、コロナではないだろう。
18日の外出は取りやめ、17日に神護寺展に行くことにした。18日以降はずっと猛暑の見込み。少しでも涼しいうちに出かけておきたい。出不精ではないが、歩いているだけで具合が悪くなる気温になれば、話は別だ。なるべく不要不急の外出は避けたいし、出かける時はまとめて出かけたい。
神護寺展
JR上野駅から10分程度しか歩いていないのに、途中少し気分が悪くなった。やっぱり暑い日の炎天下に10分いるのは危険だ。
東京国立博物館の神護寺展へ。
館内は撮影禁止。唯一撮影OKだったのがこちら。
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国宝「灌頂暦名」は空海のメモ書き。弘法にも筆の誤りというが、あちこちに書き損じ箇所があるのがほのぼのと楽しい。天稟・空海の普段の字が観られて楽しい。
重文の一切経も金泥文字の美しさに息を呑む。
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両界曼荼羅には日本最古の不動明王図が描かれている(が黒くて正直よく見えない)。修復のVTRも観覧。
五大虚空菩薩坐像は、丸テーブルに五体(中心に一体、四隅に四体)並べられ、全方位から観覧できる。興福寺の阿修羅展の時も感じたのだが、寺では前面(可能なら側面)しか拝めない。背面も観られるのは、こういう美術展のみ。貴重な機会だ。
第2会場の最後の部屋は仏像ラッシュ。十二神将はその守護干支順に並んでいた。川崎大師の薬師如来堂では、酉年の守り神は真達羅大将だったのだが、この展覧会(神護寺)では寅年の守り神になっていた。
ウィキペディアを見ると諸説あるらしい。
寺外初公開のご本尊、薬師如来さまにも合掌してご挨拶。検診で異常がないこと、生きているうちは快適であること、薬などの害がないことなどをこっそりと祈る。
出口に「鐘楼の寄付をお願いします」と書かれたクリアボックスが設置されていたので、少額だが寄付をさせていただいた。フリーの身なので、喜捨等をして僅かでも世の中の経済をまわしたい。微力でもお役に立てれば。
最近は、お金を貯めて増やすことより、社会のために循環させることを意識している。
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ショップで、金龍の線香立てをひとつ購入。660円は安い。線香立てを使うと、根元の部分7ミリほど不完全燃焼で残ってしまい、勿体ないので、いつも蚊取り線香を置くシートに寝かせて焚いているのだが、この美しさに惹かれた。飾っておくだけでもいい。金色のモノと、龍に弱い。
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8月14日からの後期展示も観に行く予定。金剛界曼荼羅、釈迦如来像、山水屏風(いずれも国宝)、最澄の肉筆など見逃せない作品がたくさん展示されるから。
あまり暑くなく、それほど混まない日に行きたいが…9月8日までの期間で、そんな日はあるのだろうか。
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