オンライン研修にモニターは２台ほしい

オンライン研修をするとき、なるべく従来の研修と同じ状態に近づけたいです。そのためにできることの１つにモニターがあります。

※今回は、テレビ会議システムのzoomのケースでの説明になります。

「受講者の表情が見えない」問題

オンライン研修の問題の１つに「受講者の表情が読み取れない」ということがあります。

研修講師が扱うPCでパワーポイントやPDFの資料を表示するために「画面共有」をすると、表示できる受講者の人数が少数に制限されてしまいます。広げることはできるのですが、共有している画面を操作する必要があるため、全員を表示したまま操作することは非常に難しいです。

通常時は、「ギャラリービュー」という表示形式を選択していると１度に２５名まで表示することができます。それでも、研修講師が扱うPCでは、画面が小さく一人ひとりの表情を読み取ることは難しいです。

「受講者の表情が見えない」問題の解決法

この問題の解決のためには、大型モニタを使うことで解決できます。研修講師が扱うPCとは別にzoomに参加したPCと大型モニタを用意して、その大型もにたには、常に「ギャラリービュー」で受講生を表示するようにします。

「受講者が見ている画面が分からない」問題

研修講師が扱うPCでパワーポイントやPDFの資料を表示するために「画面共有」をすると、共有しているウィンドウが太線で囲われるのですが、受講者にどのように見えているのか分かりません。

「受講者が見ている画面が分からない」問題の解決法

この問題の解決のためには、研修講師用のPCの他に、もう一台、zoomに接続したノートパソコンを用意して、受講者として表示される画面を表示するようにします。これで、受講者からどのように見えているのか確認することができます。

オンライン研修は従来の研修よりも設備が必要

オンライン研修は、従来の研修よりも楽なイメージを持っている人もいますが、オンライン研修は、まったく別物なので、解決べき問題が多くあります。

なるべく従来の研修と同じ状態に近づけるために、追加の設備が必要になります。