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【支配人・マネージャー必見】新社会人が五月病を引きずらずに働くために上司がたいせつにしたい5つのこと

先月、五月病にならないように、新社会人の方に向けたメッセージをお贈りしましたが、上司となる支配人やチーフのみなさまにも届けたいことがあります。きっと、悩みを抱えているのは新社会人の方だけではないですよね。
上司には上司なりの悩みもあると思います。

昔のように気軽に「飲み行こう」なんてことも言えず、食事でのコミュニケーションも難しい時代。自身の経験談だけではおかれている環境が違いすぎて、何か伝えてもちゃんと響いているのだろうかと不安になることもありませんか。その中で、新社会人の方にとって5月、そして5月が明けてからの数か月はひとつの山場であると考えています。まだ慣れない中でゴールデンウィークをすごし、学生時代の友人の話を聞いて今の自分の環境はよくないとか、この仕事が向いてないと感じたり。このまま仕事を続けていけるのか不安ですと漏らすスタッフも出てくるかもしれません。

私も支配人として10年店舗運営を経験し、マネージャーとして自店以外のスタッフとも関わる機会が多かったですが、やはりまず最初に五月病を引きずらずに乗り越えられるかがカギでした。自分自身も、たくさんの失敗と、そこから改善してうまく導けたこともたくさんありましたので、経験豊富なみなさまにも、何か気づきや今後の参考にしていただけると嬉しいです。


新社会人が五月病を引きずらずに働くために上司がたいせつにしたい5つのこと。

5月上司へ何か

1、チームを巻き込む

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支配人とは、チームの大黒柱であり父親のような存在です。
スタッフの様子が気になるときは、自らが声をかけて解決につなげたいところですが、すべてひとりで行う必要はありません。

例えば、男性支配人で女性の新入社員であれば、女性チーフや、2年目のスタッフが話を聞いてあげることで本音が話しやすくなる場合もあります。
適材適所の考えで、いつもより元気がなく様子が違うと感じた時に、誰に話をしてもらうのがいいのかの判断をするのが役割だと思います。
私も20代のときと、30代のときでは新入社員との接し方は少し変わっていました。なんでも自分が把握して自分でチームを創っているという考えから、みんなで創っていくという考えになったのです。

そのためにも、新入社員に限らずスタッフとのコミュニケーションをとることが大事です。もし、辞めたいという気持ちがある新入社員から、支配人が直接辞めたいと言われてしまうと、本人も辞める気持ちに傾いてしまうことも。身近な先輩がその気持ちに気づき、周りのスタッフでフォローしていき、いつの間にか職場や仕事が楽しいと思える環境を創ってあげたいですね。

2、何かひとつを語れる人になる

語る

これは、何かひとつでも「この人はすごい」と思わせる要素が必要ということです。支配人によっても得意なことはさまざまです。
例えば、営業が得意な方もいれば、売上を伸ばすことに長けている方、あるいは結婚式のプログラムについて適切なアドバイスができる方など。

私の場合は、営業のアドバイスよりも結婚式の創り方や当日の流れの中でアドバイスをすることが得意でした。誰よりも結婚式のことを熱く語れ、より良い結婚式になるようにスタッフに提案をしていました。
その中で2回、部下である女性プランナーが支配人である私に、自身の結婚式でプランナーをやってもらいたいとお願いされました。
私自身も日頃から、友人の結婚式でもゲストのひとりよりも、唯一のプランナーになりたいと言っていましたが、たいせつな結婚式を支配人に創っていただきたいですと言われたのは嬉しかったですね。

何かこれは誰にも負けないといえることを見せていくことで、尊敬される人としても見られると思います。

3、他責ではなく自責

自分

特に新入社員に指導するときには意識をしていました。
ない方がいいのは当然ですが、人が働く上でミスが起こることはあります。
何が原因でどうすれば防ぐことができたのか。

たいせつなのは、自分がどのようにすればよかったということです。
ミスをしてしまったことを責めるのではなく、もっとうまく教えられていれば、ちゃんと伝わる指導ができていればと思うことです。1年目のスタッフに関しては、知らないケースも多いです。
これは甘やかすというわけではなく、部下の責任は自分の責任と思えるくらいに指導するということです。もともとの性格や持っているスキルも違いますが、会社の仲間として迎え入れた以上は成長させてあげられるように指導するのが上司の責任でもあります。
ただし、うまく成長させてあげれてないとひとりで悩みを抱え込まないようにしましょう。上司が悩んでいるとチーム全体も悩んでしまうので、うまく周りのスタッフとも協力しながら指導していきたいですね。

4、褒め方と指導の仕方のプロになる

グッド

指導をする際に気をつけたいのは、感情的にならないということ。
ときには必要なこともありますが、自分自身の気分で伝え方が変わることはあってはいけません。また、叱ることよりも褒めることを増やしてあげたいものです。ただ単に褒めるハードルを下げるという意味ではなく、何かいいことに気づいて声をかけてあげるということです。

例えば、何かお願い事をしてその出来栄えを褒めるとき、きちんと何が良かったかということを伝えないといけません。実は、叱ることよりも褒めることの方が相手のことをよく見ていないと言えないのかもしれません。
つまり、褒めるということで新入社員のスタッフは自分が見てもらっていると感じ、適切に評価をされることで次に頑張るモチベーションにもつながると思うのです。
私が新入社員に叱ることとすると、朝の挨拶が元気ないや、お客様のことをたいせつにできないというときでした。
それよりも、伸び伸びと働けるように、お客様や会場にとって良いことにつながると思えば積極的にやっていこうと言ってあげたいですね!

5、誰よりも学ぶ姿勢を持つ

学ぶ

何かを人に教えたり指導するということは簡単なことではありません。
相手によって伝え方を変えたり、たくさんのテクニックも必要になってきます。その上でたいせつなことは、常に学ぶ姿勢を持つということです。
きっと経験を積めば積むほど、周りから何も言われなくなります。
そのため、自らで勉強していかないと成長していかなくなるということですね。

もしかしたら、SNSの使い方や新郎新婦とのコミュニケーションの取り方では新入社員の方が得意なんてこともあるかもしれません。
すべてにおいて誰よりも長けている必要はないかもしれませんが、「今の自分にはそのスキルがなくてもいい」ということは何もないのではないでしょうか。経験を積んでも誰よりも学ぶ姿勢を部下も必ず見ていますよ。

このようなことを新社会人の方と接する中で、たいせつにしていけるといいと思います。
また、以前投稿している「ブライダル業界へ飛び込んできてくれたあなたへ」で挙げた5つのポイントも実は上司にも求められることです。

部下は上司の背中を見て育ちます。
それは、我が子のような存在です。

愛情を注いだ分だけ相手にも伝わります。
いつまでも謙虚な姿勢で、ユーモアを持って接することで信頼を得ることができたりもします。主体性を持って行動し、相手の気持ちを考えて指導して、結婚式が好きという気持ちを伝えていくことが大事です。
年齢が離れていっても、同じ結婚式でつながった関係だからこそ、必ず信頼関係を深めることができるはずです。

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上司でもあってもひとりの人間です。
完璧な人物像を追い求めすぎなくてもいい
と思います。
ただ、誰よりも部下のことを見て、些細な変化にも気付けて、守ってあげられる存在でいてほしいと思います。

一緒に働く仲間が、この仕事ができてよかった、この人たちと働けてよかったと思えるように。
ともにこの業界を支える仲間といて、応援しております!!

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