アイスランドへ行ったときの話③【ゴールデンサークルツアー前編】
■記事内の日程
12月11日 08:00 「ゴールデンサークル」ツアー
■ツアーバスに乗る
午前7時45分ごろ。バス停でツアーバスを待ちます。
朝ですが、空は深夜のように真っ黒ですね。
この日はあいにくの雨で、凍えるような寒さのなかバスを待ちます。
……15分経過。
…………さらに15分経過。
………………こ、来ない!!
別ツアーのバスは来るのですが、乗る予定のバスが一向に現れません。
とりあえず、「ゴールデンサークルツアー」と書いているバスを見つけたら片っ端からバス運転手に声をかけて確認してみますが、乗る予定のバスではなく……。
今回参加するツアーは日本の旅行会社経由で予約していたため、日本にいる母へ連絡し、母から旅行会社へ問い合わせてもらうことに。旅行会社も動いてくれることになりますが、刻々と時間は過ぎていき、気付けばバスの予定時間から1時間経過した午前9時に……!
ただでさえ寒い上に、雨だし……。
体は冷え切ってガタガタだし……。
今回の旅のメインである「ゴールデンサークルツアー」のバスが来ないという……。
アイスランドまでかなりの時間をかけて来たのに、こんなのって……。
……海外旅行史上もっとも最悪な状況で絶望しかありません。
もう今日は諦めて、どこかに空きがあれば明日以降のゴールデンサークルツアーに申し込もう。
そう思いはじめた午前9時20分ごろ、同じ会社のゴールデンサークルツアーバスが到着します。急いでバス運転手へ突撃して、「午前8時のバスが来ていない!」とツアー申込書を見せながら訴えます。
その結果、予定したバスではありませんでしたが、このバスに乗せてもらえることになりました! よ、良かった……。(出発時間が違う同じ内容のツアーでした)
何度か予定のバスをスルーしてしまったのではないかと心配になりましたが、同じ状況の旅行客が2組いたので、こちらに落ち度はなく、どういうわけか8時のバスが来ていなかったようです。(この2組も同じバスに乗ることができました)
実は他のバス待ちでもバスが全然来ないことがあったので、アイスランドの人はだいぶルーズなところがあるのかもしれません。旅行の際には、ツアー会社の連絡先などしっかり把握しておいたほうが良いと思います! 絶対! あと今回の旅で多少の強引さは大切だなと感じました。
■シンクヴェトリル国立公園
午前10時30分ごろ。この旅行のメイン目的地である大地の裂け目「ギャウ」があるシンクヴェトリル公園に到着しました!
まずは公園内の施設で温かいものを飲み、少し休憩します。
レイキャヴィークから1時間ほど離れた場所ですが、こちらもパラパラと雨が降っています。そして昨日以上に強風が吹き荒れています。(ツアーバスが横揺れしていて、倒れるんじゃないかと心配になりました……)
体を温めたところで、いざ外へ。
やっぱり、強風が、やばい……!
台風でもこんな強風じゃないだろうっていうぐらい強い風が吹いています。加えて、辺りがまだ薄暗いため、撮った写真がことごとくブレまくります。雨粒でレンズもすぐに汚れてしまい、観光日和とはいえません。
でも景色は最高です!
ブレてるけど!
プレートとプレートの間と思しき場所には通路があり、ここをどんどん進んでいきます。
プレートが発生している場所だからか、岩の形や色味が独特のように感じますね。年輪のような模様が印象的です。
岩から少し離れたところには川や教会が見えました。(奥にある山はプレートとは無関係)
他にも写真を色々撮ったのですが……
動画の通りの強風だったので、残念ながらお見せできる良い写真があまり……。
ちなみに、動画の最後に映る岩山は写真だと下のような感じです。
結構大きくて迫力があります!
この岩の色や雰囲気がとっても良かった……!
公園内にはあまりの寒さに凍った小川がありました。
(この岩と大地と川と空の色味がめちゃくちゃ好きです!)
■次の観光地へ
シンクヴェトリル公園はゴールデンサークルツアーで巡る1ヵ所に過ぎないため、観光時間1時間30分ほどで終了。すごくいい感じの場所だったので、もっといたかった……!
また行く機会があれば、ツアーではなく個人で行って、たっぷり楽しみたいと思います。
それでは、次の目的地「グトルフォスの滝」、「ゲイシール」等々へ!
(後編へつづく)
アイスランドへ行ったときの話③【ゴールデンサークルツアー前編】おわり。
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