見出し画像

ダイビングを趣味にする意味

スキューバダイビングを4年ほど、ゆるゆると続けている。
そもそもダイビングって何?という人にどんなアクティビティなのか知ってもらいたく、この記事を書いてみることにする。
その中で、わたしにとってのダイビングの魅力がどんなものか、感じていただければ幸いである。

はじめたきっかけ

学生時代に友人に誘われたのがきっかけ。
アクティブな人が多い国際関連の学部にいたためか、友人たちがたくさんそのダイブショップで同じ講習を受けており、面白そうだし行くかー!くらいで参加を決意。そこから見事にハマってしまったのだった。

持っているライセンス

CMASの、MD(Master Diver)を昨年取得。何かというと、アマチュア最高位のライセンス、と書くとかっこいい気がする。
なんてったってマスターダイバーだ。響きからかっこいいではないか。

日本だとPADIという団体のライセンス所持者が多い気がするが、まあ内容はPADIのマスター・スクーバ・ダイバーというのとあまり変わらなそう。
何ができるかでいうと、MDが二人いると、インストラクターなしでバディダイブができる。それくらいのライセンスだ。
あと数でいうと、私が通っているショップにはごろごろMD以上がいて感覚がおかしくなっているが、全ダイバーの1%いないくらいだよって偉い人がいうてはった。

ダイビング*よくある質問コーナー

ダイビングのことを知らない人からよく聞かれる質問へGO→

Q: どのくらい深く潜るの?
→ポイントによるが、20mくらいにはなることが多い。レジャーダイブだと大体深くて30くらいじゃないだろうか。
こわーいと思う方もいるかもしれないが、自分が何メートルにいるかなんて、最初の頃は特に全くわからないので、潜るにあたってそこはあまり関係ないかもしれない。

Q: どこで潜るの?
私は大体伊豆か千葉。ときどき島や海外。
私は西伊豆の「田子」という場所のショップの会員なので、そこでもろもろの研修を終えた。田子を中心に、伊豆半島付近には多様な潜れるポイントがあるのでそこを中心に動いている。

例えば、この写真は南伊豆の「雲見」という洞窟ダイブができるポイントである。なんと、伊豆でも洞窟ダイビングができるのだ!穴を潜っていくと遠くに光が見える光景は非常に幻想的である。

画像1

画像2

ときどき島、というのは、伊豆諸島を指していて、実はライセンス取得後に沖縄でちゃんと潜ったことはまだない。中学生くらいの時に父に連れられて久米島で潜ったことがあるくらい。
世界で沖縄が1番良いダイビングスポットらしいので早く行かなければ…!と思いながらダラダラ引き延ばしている。
まあいいんだ、沖縄はいつでも行けるから。

海外は、セブ島で潜ったことがある。海外編として別記事でまとめてみようと思っているのでここでは割愛。

ちなみに伊豆諸島の式根島や八丈島は東京からサクッと行けて非常に綺麗なので未経験者にもおすすめ!

こちらは八丈島で出会ったカメさん。亀に出会うと幸せが訪れるらしい。

画像3

Q: どのくらいお金かかるの?
最初のライセンスを取るのはわたしの行っているショップだと宿泊やら交通費やらコミコミで3万円くらい。そのあとはぶっちゃけ人によるとしかいえない。
機材を全部揃えると100万円を超えてくる場合もある。
1日のダイブ代はライセンスを取ってしまえば相場は15000円くらい。2ダイブの船代とガイド代がここに入っているイメージ。実際はこれにレンタル代、交通費あたりが乗ってくる。

わたしはスキーもやるのだが、スキーよりはやっぱお金かかるよなーというイメージ。スキーは1級を所持しており、どっちもライセンスを取った感想としては、ダイビングの方が圧倒的に危ない気もするので、安全代で仕方ないと思っている。
スキーは骨折くらいはまあまああるものの死なないが、ダイビングは怪我こそ聞いたことがないものの、下手すると死ぬ。
お金を払って安全を買うのである。真理。

ダイビングにハマった理由

何にでも飽きやすい私。なんでこんなに続いたんだろう、と考えてみた。
いくつか理由は思い当たる。

■ライセンスをとりきってしまいたい心理
ゲームをクリアしたい心理と似ている気がする。
最初のライセンスを取ると、上にはさまざまなライセンスが層のようになっていて、レベルによってできることやダイビング代が異なってくる(上級者の方がインストラクターの手がかからないので安くなる)。
それはまるで、RPGゲームのレベル上げのような、パズルゲームで盤をクリアしていく過程のような楽しさがあった。
ここまで来たら取れるところまで取り切ってしまいたい、、!という気持ちが生まれてしまったのだった。

■上達していくおもしろさ
潜れば潜るほど上手くなるのがわかる。最初は余裕がなくて下手なこともわからないが、経験を積むうちに、できなかったことができるようになったり、わからなかったことがわかるようになったりと、自分の上達が感じられるのだ。

ダイビングのうまさって何?というのがあるかもしれないが、最初の方は居たい場所に留まれさえしないのだ。これは結構怖い。浮力をコントロールできるようになってくると、見たいものがあるところに留まれるようになったり、逆に行きたいところにスッと移動できるようになる。

大人になり、なかなかこういった「練習→上達」というプロセスを踏むことも減った中、ダイビングではそれが得られる快感があった。これはたのしい!

■見たことのないものを見たいという欲求
ばっちりダイビングにハマってしまったのはこれが大きい。元々旅行が好きなのも、見たことがない、体験したことがない景色を見たい、という欲求が強い人間だからなのだ。

当たり前だが、海中は陸上と全く様子が違う。これはセブ島で潜ったときの写真だが、こんな崖を間近で見られるのだ。

画像4

こんなものを陸上では見られない。たとえテレビで見られても、画面で見られる感動と実物は大違い。自然は体験するほど素晴らしい。

陸上でも見たいものが山ほどあるのに、海の中がこんなに未知に溢れているなんて!
単純に世界へのワクワクが2倍になったのだ。生き物も覚えると面白い。ポイントによって見られる生物も違う。
楽しくないわけがないのである。

ダイビングと私の関係

私にとってダイビングは、見たことのない自然を見せてくれるアクティビティであり、生涯やめないだろうなあと思う趣味になった。

会員制のショップに通っているので、ダイビングでできた友達もたくさんいる。
みんな気のいい人たちである。同じ趣味の友人は良いものだ。

他にも書ききれなかった魅力があるので、少しずつ文字に起こしていこうと思う。

P.S. ダイビングを始めたいと思ったそこのあなたへ

本記事を見てダイビング始めたいなあと思ってくれたそこのあなた!
ダイビングは年間通じてできますが今は寒いので!
個人的にはGWあたりで最初のライセンスを取りに行くのがおすすめです!

もしよろしければサポートお願いいたします。 いただいたサポートは新たな旅の資金とさせていただき、新しいnote記事のための経費とさせていただきます。