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すきなひとがほしい

そうなの、すきなひとがほしいって思うようになった
元彼と別れてから2年経つけど、全然思わなかったのよ
親友が素敵なダーリン捕獲して、ガンガンパートナーシップの木を育んでいても、『たのしそーねー』って思っても、『んじゃわたしも』とはならなかった

なんだかんだここにそれらしいこと書いてても、元彼がいい、戻りたいって願ってたということですよ


そう思ってから読み返すと、めちゃめちゃ恥ずかしい
穴があったら入りたいし、空き家の貝があったら貝になりたい笑

その青臭さとか、ちょっとイキってるとことか、未熟さも含めてわたしなので消したりはしませんが、だいぶ恥ずかしい
でもいいや、みんな見て!頑張っとるから、わたし笑


この前、
誘われたんで、乗ってみたんですよね
元彼の呼び出しに

もしかしたら、なんかおもしろいことに(わたし的に)なるかもしれない
彼女と別れたとかかもしれんし、ほんとになんか悩んでんのかもしれん

とかなんとか、期待しつつ、ホイホイのこのこ、ダッシュで行ったわけです

でもね

もうわたしのすきな彼ではなかった
ワクワクしないの
おまけにしょうもない男になっておったの

そんで、わかってしまった

わたしは、わたしと付き合っていた頃の彼のままでいてくれなきゃ嫌だ
いつまでも、あの頃のままでいてほしいんだと

わたしも彼も生きている
変わらない、なんてできる訳がないのに、変わらないで、永遠にあの時のままでいてほしかった

ああ、もう終わってんやなーって理解した
わたしも今の彼を見てないし、彼もわたしを大切に扱ってない
大切なら、自分の都合のいい時に呼びつけたりしない

それでもまだ、彼に対する思いはある
だけどそれは『付き合ってた頃の楽しかった思い出』にしがみついているだけだと気付いてしまった

それと同時に湧いてきた気持ちもある
『こいつ、不幸せになればいいのに』
『彼女にバレて捨てられたらいいのに』
『ダッセーな、こんな小汚なかったかな』

わはは、もうわたし、すきじゃないやんね
もうすでにオワコンやん

そういう感情と戯れてたら、自然と『すきなひとほしーなー』って思うようになった

わたしのことを大切にしてくれるひと
そういうひとをわたしも大切にしたい


やっとここまで来たよ
新しい世界の幕開けまで、あと少し

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