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『庭、垢抜けました?』ーーもうひとつの庭、パラレル庭。

前回からスタートした私の糸島での活動。

とあるオーナーさんのご好意で、憧れの地・糸島で庭づくり出来ることに。

前回、手をつけたのは漫画家・つのだふむさんご一家が最近まで住んでいた『ヤバハウス』の庭。

ヤバハウス庭の名前は…
『崖の上ガーデン(仮)』ととりあえず。

なぜ名前をつけるかというと……

なんと!ありがたいことに(?)
計3ヶ所の土地に手を入れる予定だからです!!

でも、私の身体はひとつなので、手を入れる庭の数は徐々に減っていくかもしれません。。
(全ての庭が広大で、色んな意味でハードというのも大きな理由)

前置きが長くなりましたが、そんなこんなで今日手を入れたのは別の庭。

この庭は…
『パラレルガーデン(仮)』ととりあえず呼び分けることにします。

なぜパラレルかと言うと、
この庭がある場所は知っている人しか辿り着けず、なんともシークレット感、神隠し感のある立地だからです。

庭の入口。
パラレル感漂う。
ここも工夫によってはいい感じに変貌しそう。


そんな『パラレルガーデン』も『崖の上ガーデン』に負けず劣らず“手に負えない感”満載でした!


大人の背丈の腰以上まで草
とりあえず踏んづけて道?をつくりながら奥へ進む…



糸島の自然のパワーに圧倒されますね!(遠い目)

まぁ、庭づくりのスタートはいつもこんなもの。

とにかく、やらなきゃ庭と呼べる形にはならないので、
前回も活躍してくれた鎌(かま)で草を刈ることに。

前回の『崖の上ガーデン』とは雑草のタイプが異なるため、今回の雑草のほうが刈りにくい。
イネ科?なので引っかかりがなく空振り気味に。


この日は最高気温28度くらい。
うだるような暑さが続いた夏の日を思えばかなり過ごしやすい日だけど、、、

草刈り開始10分ほどで汗が噴き出す!
日焼け止めが混じった汗が目に入りしみる…
わかっちゃいたけど、化粧も日焼け止めも意味を成さない。

最初は力任せに鎌を振るっていたけど、途中から「今の一動は良かった」、「今のは力んだからダメだ」とか心の中で修行モードに。

てんとう虫。
可愛い。
修行モードからちょっとだけメルヘンモードに。

修行モードで一心不乱に草を刈る中で、進化したのか、
ボサボサに生えてる草を見て「ここを狙えば効率的に刈れる」と、
“無秩序の中の秩序”を見出し始めました。

このタイプの草の狙いどころがわかってきた。
役に立たないスキルアップ。


この時点で、なんかゾーンにはいっちゃってる。(端から見たら汗まみれでヤバい人)

そんな時………
「シャーー サワサワサワ〜〜」

草の上を秋の匂いを含んだ風が吹き抜ける。

思わず、「ありがとう、ありがとう。風よありがとう。涼しいよ、ありがとう」

……自然と『藤岡弘、』さん降臨。

とまぁ、こうやって1人遊びしてる時って、すごく自分の心の声が出てくる。
そして、ヤバい人になってる時の感じが嫌いじゃない。

もっかいてんとう虫見つけた。
やっぱり可愛い。

小さい頃、本気でカメハメ波出そうとしたり、本気で念力で飛んだりしようとしてた時の、
あのなんでも出来ると信じて疑わなかった頃を思い出しました。

そんなこんなで、必死に頑張って草を刈ったビフォーアフターがこちらです。

before
after

土が見えると、「庭に出来そう!」と安心感が。

刈った草はとりあえず積みました。

この『パラレルガーデン』はとにかく広いので、この倍以上まだ草で覆われています。

今回草を刈ったところを早速耕して花を植えるスペースをつくるか、どうするか…。

寒い期間こそ、庭づくりが捗るので、これから徐々に攻めたいと思います。

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最後に、糸島に割と最近出来た(R4.11月オープン)大型園芸店『グリーンピクニック糸島』に寄って帰りました。

おしゃれ植物がたくさん。
店内にはカフェがあったり、地元のスイーツが並ぶコーナーがあったり。
長時間滞在できる素敵な園芸店。
ビオラが並び始めると目がハンターモードに(笑)
毎年、ビオラはワクワクする。


前々から目をつけていた『猫型鉢』が隅っこの方に一つだけありました!

ネットで買おうかとお気に入りリストに入れていた鉢。
実店舗で出会えたのは初めて。

送料代も浮いた〜と意気揚々と連れて帰り、家で育てていた『ポトス グローバルグリーン』をin。

頭から植物が生えました。
私的にはおしゃれ。

でも、これを見た旦那さんは一言。
「なんか気持ち悪い」

そう言われると、ちょっと気持ち悪く見えてくる不思議。

キャラクターちっくでもなく、
安っぽくもなく、いいと私は思う。

私:じゃあこれに名前つけてあげてよ。

旦那さん:“モツ抜きキャット”

私:!!!!…臓物がナシってことね。“モツ”だなんて、福岡っぽくてなかなか。

なんとなく気に入ったので、この猫は“モツ抜きキャット”と我が家で呼ばれることになりました。

お終い。

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