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宇宙 日本 成田、はじめての日本出国

前回はチェコへ行くと決めてから初めての海外旅行への準備をひたすら進めました。
今回はついに日本を離れ、目的地のチェコ・プラハへ向かいます。


成田までどう向かうか問題を解決する

必要な荷物をキャリーケースへ詰め込み、国際線での荷物のルールもしっかり守っていざ出発!
といってもまずは成田国際空港まで向かう必要があります。
そこで気付いたこと、それは……。

成田、遠すぎワロタ

フライトは夜遅くだったので日中から向かったのですが、これが朝早くだったりすると前泊も考えなければいけないくらい遠い。
しかもキャリーに手荷物にと、持ち運びがとにかく大変。
極力乗り換えは避けたいけど、有料特急列車は利便性に対しての価格が微妙に釣り合っていない気もする……。気楽さや速さで言ったら NEX やスカイライナーは圧倒的なのですが……。

ということで高速バスを利用しましょう!

なんとか東京駅まで辿り着けば、あとは車内で1時間眠って成田国際空港へ到着です。
キャリーケースを押さえる労力も必要なく、片道 1,300 円はかなりお得でした。
バスとなると乗車人数が限られてくることがデメリットで、乗客が多いと乗車できない恐れがありますが、10 分か 20 分おきに走らせる運行スケジュールでカバーしていました。乗車したのは土曜日の日中でしたが、多少空きもあったので全く乗れないということはないと思います。

ちなみに、安さという観点で見れば、東京方面からは京成特急を乗り継ぐのが最安でかつ時間もそこまで変わらないようなのですが、普通の電車は長時間立ちっぱなしになる恐れがあり、さらに大荷物を連れての乗り換えもあるので、値段としんどさのバランスで高速バスに軍配が上がるかなと思いました。

チェックインまでどう過ごすか

交通機関の遅延や渋滞も考慮して相当早くに出たのですが、無事着いたために、出発 2 時間前に始まるチェックインや出国審査にもまだ時間がある……。
チェックイン前にやることと言っても、事前に申し込みをしていたグローバル Wi-Fi の受け取りくらい……。
(グローバル Wi-Fi は無人ロッカーでの受け取りが非常に簡単でした、オススメです)

ここで妻から提案が。
「空港の近くに温泉施設があるらしい。更空港から無料でシャトルバスも出ているらしいから行ってみるのはどうだろう。」

チェコまでのフライトは乗り換えも込みで約 18 時間、せめてシャワーだけでも浴びて汗を流したい……。

空の湯へ着きました

ということでキャリーケースを空港のロッカーへ預けて、シャトルバスに飛び乗った先は、成田空港温泉 空の湯名前が分かりやすくそのままで良いですね。

施設は比較的最近できたのか外観から綺麗で、広い駐車場には地元やおそらく近隣の地域からお越しになっているナンバーの車が数多く止まっていて、空港利用客以上に地域の方々から広く利用されている様子が伺えました。

向かった当初は「長いフライトの前にお風呂に入れたら良いなー」くらいの気持ちだったのですが、施設に入るとその期待の遥か上を行く素晴らしい温泉施設で、温泉は源泉かけ流しの露天風呂、内湯は広い炭酸風呂と人工温泉、シャワーは全台高級シャワーヘッドの雄ミラブル、サウナは30分ごとに自動でロウリュが作動するハイテク仕様、と至れり尽くせり。
純粋に温泉施設としてのレベルが高く、「近くにあったら確実に入り浸るだろうな……」と思える場所でした。
また、カプセルホテルや家族での宿泊が出来る施設も備えており、成田空港を利用する時の前泊や帰ってきた時の後泊にも滅茶苦茶良さそう。食事処もあるので、晩ごはんもいただけます。
今回は急に決めた上に急ぎでの利用だったため、施設を十分堪能するまでは至らなかったのですが、次はここの利用も含めて旅程を組むとより良い旅になると確信しました。

成田空港や併設のホテルにはシャワーを浴びる施設もあるのですが、あくまでシャワーのみですし、利用料も 1,000 円程度なので、時間が限られている時に利用させてもらって、基本的には余裕を持って空港に着いて空の湯でひとっ風呂浴びるのをオススメします。

とにかく腹が減ったので出国前の日本食

心身共にさっぱりし、シャトルバスで成田空港まで戻ってきました。チェックイン開始まではもう少し時間に余裕があります。
なかなか来る機会のない成田空港ですから、少し様子を見て回ったり、必要なものをコンビニやドラッグストアで買い足したりとしているうちにお腹が空いてきました。時間にして 19 時前後。

空港にある飲食店で何か食べようとは温泉へ入る前から決めていたものの、実際に見て回ると空港価格というものがあるのに加えて、空腹も手伝って食べるものを決めるのに手間取ってしまいました。

しばらく日本食を食べることもあるまい……。

だから食べるなら日本食が良いのではないか……。

日本食と言えば……SUSHI🍣……。

と流れるようなロジックでお寿司を食べることにしました。国際線が大半の第3ターミナルにはお寿司を出すお店が 3 店舗ありますが、1つは既に営業時間が終わり、残りの 2 つを比較した結果、「寿司 魚がし日本一」でいただくことにしました。名前は聞いたことがあったのですが伺うのは初めてです。

小規模なスペースながらもカウンターには職人さんが立って目の前で握ってくれるお店で、食べる私達も立って食べるという粋なスタイル。注文のタッチパネルは英語、繁体字、簡体字、韓国語からも選べて場所柄か帰国する前に寿司を食べて帰りたい訪日観光客も取り込む気概がありました。

目の前に並ぶ寿司

寿司が、旨すぎる

リーズナブルな価格でいて美味しいというのも昨今の回転寿司だと当たり前になってきて、「もう寿司はこれで良いのでは?」とも思っている節があったのですが、手練の職人さんが握る寿司だからか 1 貫 1 貫で軽く唸ってしまうくらいの美味しさでした。
寿司って本当に美味しいんですね……。

カタール航空へチェックイン、そして日本出国へ

お寿司に舌鼓を打った後、フライトの予定が当初より少し早くなっていたため、カタール航空のチェックインが既に始まっていました。
チェックインカウンターの場所を確認して早速チェックイン待ちの列に並びます。列に並ぶ人達は見た所、どこから来られたかは本当にそれぞれで、日本人はそこまで多くない様子。
チェコ・プラハへの経由先になるカタールのドーハ・マハド国際空港は利用客のおよそ 9 割が乗り換えでの利用で、ヨーロッパ・南米・中東・アフリカのハブにもなっている、というのは後から知った話ですが、「それぞれの国から日本へやって来られたのかな」と思いました。インバウンドも大分戻ってきてますしね。

順番が来てからチェックインの時はパスポートの確認で少し緊張しましたが特に問題もなく、キャリーケースも預けてチェックインはすんなり終わりました。
特に何もなく終わったので本当に大丈夫だったのか一瞬不安になったのですが、歩いていくうちに出国審査の場所を示す案内が見えたので流れるように次へ向かいます。

はじめての出国審査で「何か聞かれるのかなドキドキ」としていたのですが、パスポートとカメラのセットで人物の認識を行って特に問題がなければそのまま通過という仕組みで、こちらもすんなり終わりました。
パスポートの写真はここで使われるものだったのかと思うと、顔を取るルールが厳密に決まっているのも納得でした。

海外旅行のはじまり

さて、あとは飛行機に乗るだけです。チェックイン自体は思った以上にスムーズに進んだため、長時間のフライトに備えての準備は色々工夫のしがいがありそうです。

ただ、ここから長時間のフライト、機内食、飛行機から飛行機の乗り換え、そして入国審査と初めてのことばかりが続きます。
また次回。

効果効能として、欲しい機材を買ってはしゃぐ私か好きな服を着てはしゃぐ私が見られます。買ったものは記事にします。よろしくお願いします。