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#2美容鍼灸プライベートサロン | ヒヤリングー質問力を上げる聞き方とは

こんにちは。
東京都内を中心に活動している
フリーランスのインテリアデザイナー/コーディネーター
Sudoh Designです。

今回は美容鍼灸サロンを新しく立ち上げられるオーナーT様のサロンコーディネート実例を打ち合わせから時系列に沿ってご紹介していきます。

前回に引き続き美容鍼灸サロンを新しく立ち上げられるオーナーT様のサロンコーディネート実例をご紹介します。
コーディネート実例の前置きが長くなりますがお付き合いください。

何度も内覧を繰り替えし、やっと希望に合う物件の契約をされたオーナーT様。
「物件が決まりました」と連絡いただき、コーディネートの打ち合わせの約束をしました。ですが、ここで駆け出しコーディネーターの私は悩みます。(要望のヒアリングって何を聞けばいいのだろう…)

会社員として働いていた注文住宅のコーディネーター時代は、デザイナーが要望を伺い間取りを決定し、設計とコーディネーター(当時の私)が外装・内装共に仕様を決め申請業務を進めていました。
そして設計図書を作成し、それを持って現場の施工部隊が職人さんへ指示をし、現場の完成、お引渡しという流れで仕事をしていました。
そうです。要望のヒアリングはデザイナーが行っていて、ある程度方向性を決定後に業務を引き継いでいたため私自身、ヒアリングの経験がなかったのです。

しかし、物件が決まれば、あとは内装のコーディネート決めてオープンに向けて動き出すことになります。
家具のご提案だけなのか、内装工事を伴うご提案なのか、内装工事を伴う場合のお見積りはどうするのか…色々な不安が頭をよぎりました。

幸いなことにオーナーT様は以前から知っている方で今回私が個人としてお仕事をすることが初めてという事もご了承いただいていました。
また施工を依頼する会社も以前から知り合いでお付き合いのある地元工務店に依頼が決まったので、わからないことは調べたり、相談させていただきながら打合せがスタートしました。

初めてのヒヤリングを迎えました。
事前に考えていた聞くことは、
・インテリアイメージはどうするか
・好きな色味は何か(今回はサロンなのでお客様に好まれる色は何か)
・賃貸物件なので、どこまで手を加えるか
 (内装工事を行うと現状復旧する際にも費用が掛かるため)
・選定するアイテムは何が必要か
・ブランドロゴは何色か(ブランドイメージは何色か)
・ターゲットの客層はどの層か
・納期や工事期間はいつまでか。オープンはいつ希望か
・予算はおいくらか
などなど…

もちろんこれらの内容も必要です。
納期や予算などは絶対に聞いておくべき必須内容です。
これはハード面ですよね。
インテリアイメージをどうするか?ブランドイメージは何色か?
お客様の頭の中でイメージができている場合はそれに沿ったアイテムのご提案やご要望を叶えるためのアイテムセレクトをすることがコーディネーターの仕事になります。

ですが事業計画に関しては決まっていても、サロンの内装までは漠然としていて決められていないお客様もいらっしゃいます。
「集客はしたいし、プライベートサロンの特別感を味わってもらえる店舗にしたい。だけどそれはどんなインテリアなら叶うのかわからない。」
そんな時こそ、インテリアコーディネーターの出番です。


わたしは『一緒にサロンを作っていく、伴走者でありたい』と考えています。
来ていただくお客様にどのように過ごしてもらいたいか、提供できるサービス(美容鍼灸)の価値を上げるような雰囲気作りはどうするか、サービスを受けた後、どんな気持ちでドアを出てもらいたいか。
そういった”想い”を伝えるツールの一つとしてインテリアの力を借りて空間をグレードアップするお手伝いを致します。

次回はプラン検討の話をお伝えする予定です。
続きます。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。______________________________________________

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