見出し画像

日本に来たクオッカワラビーに会いに、彩の国へいってきた

結果から言うと、会えなかったんですけど。

3年前にオーストラリアへ、クオッカワラビーという動物に会いにいきました。
オーストラリア南西部、パースという都市から船で少し行ったところに「ロットネスト島」という小さな島があります。
本当に小さな島で、自転車でグルっと回っても2時間掛からないぐらいの。

そこにクオッカワラビーという動物が生息しています。
ロットネスト島とパース周辺のごく狭い地域にしか野生で生息していない絶滅危惧種です。

画像1

ちょっとでかいネズミみたいな感じ。うさぎと同じくらい。

捕食され数を減らしてしまったこと+ロットネスト島で交通事故が頻発したことも相まって数が激減していました。
そんなクオッカワラビー、好奇心が強い…というか警戒心が無い個体もいることから、少し前にセルフィーを撮るのが流行りました。

ほんとにインカメ向けると寄ってくるんですよ…ちょうかわいい。
島で保護されている動物なので、撫でたり触ったり抱っこしたり餌をやるのはNGなので、自然と近寄って来るのを待ちました。

ホント行ってよかったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーと思っていた3年後。
まさかの来日。クオッカワラビーが。来日

クオッカがきたぞ。まじすごい。

これがどのぐらい凄いかって言うと、めちゃくちゃすごいです。
オーストラリア国外の動物園でクオッカワラビーが見られるのは日本だけです。
それも埼玉県こども動物自然公園だけ。ヤバくない?

同じような扱い?かどうかはわかんないけど、ジュゴンも似たような立ち位置だと思うので比べてみます。
ジュゴンって世界でも三重県にある鳥羽水族館とオーストラリアでしか見られないんです。そこだけ。世界で2箇所

ジュゴンはもともと飼育が難しいっていうのもあるので、今まで何頭か飼育はされていましたが軒並み死亡しています。セレナが凄すぎる。
何年か前まではシンガポールやアメリカなど、世界で4箇所 ジュゴンが見られる水族館がありました。いまは世界で2箇所のみです。

オーストラリア or 日本 なわけです。クオッカワラビーもジュゴンも。
すごくない?すごいよね?

というわけでオーストラリアからやってきて、2020年7月1日から公開されたクオッカワラビー。

開園40周年を記念し、オーストラリアのフェザーデール野生生物園からクオッカのオスとメス各2頭が2020年3月に贈られました。

超快挙。めちゃくちゃすごい。めでたい。

希少価値ありありで、しかも可愛い動物ときた。
整理券チャレンジしてみましたが、入り口に着いた時点で配布終了して見られなかったので、他の動物達の写真をあげます。

近々一般公開で整理券無しになるようなので、リベンジしたいですね。いきてい。

画像2

コアラ。日本で抱っこできるところは無かったと思うんですけど、オーストラリアの中でも抱っこできる州とできない州があります。

画像3

猛禽類って言いしれぬカッコよさ…ある…よね…。

画像4

世界中で飼育されているシセンレッパンのうち70%以上が日本の動物園にいるの、単純に狂気な気がしている。

画像5

みんな右向いてんな?

というわけで。

リベンジしたいっすね。

いただいたサポートは、明日への活力に繋げるためのビールやラーメンやお刺身を買うのに使わせていただきたいです。ありがとうございます!