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ソフトウェア開発

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プログラミングではなく、そのプログラミング「製造/実装」を取り巻くソフトウェア「開発」における工程全体について触れたいと思います。
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#ソフトウェア開発

設計書に記載がなければ不良じゃない?

「いきなり何を言い出すのか」 「頭がおかしくなったんじゃないか」 と思われた方もいらっし…

要求はカカシを使って引き出す

要件定義の終わりはお客さまが決めてもいいのですが、たいていは上手くいきません。基本的に開…

要求仕様書をまとめるアナリストの役割

アナリスト(Analyst)と言うキャリアパスがあります。 しかし、現実にはあまりこのキャリアを…

論理的に考えるために「事実」と「感情」を分ける

ITエンジニアは「考える」ことが仕事です。 「悩む」ことでも、ITを駆使して「手を抜く」…

問題を正しく速く解決できる人

変化の激しいスピード感あるビジネスの現場において、さまざまな問題を正しく適切に解決してい…

SIer選定を行う際に注意すべき点①

これまで多くのトラブルプロジェクトやお客さまの不満に触れてきて、私なりに「よいSIer、ダメ…

データ移行に潜むコンプライアンスリスク

データ移行とは、ソフトウェア開発…なかでも既に存在している現行システムから、新しいシステムへ切り替える際に、現行システムの中で使われていたデータを新しいシステムに移す作業のことを言います。 利用者…お客さまは、何千万、何億、何十億…と高額な業務システムの「器」だけが欲しいわけではありません。もちろんその中で取り扱われる「データ」だけが欲しいわけでもありません。 両方そろっていないと、それまで現行システムでできていたことができなくなってしまうのですから当然です。 両方そろ

要求仕様書とは何か

要求仕様書は、ソフトウェア工学では 「ソフトウェア要求仕様昔(SRS:Software Requirements …

「技術」と「時代」を見る目を養おう

ITの目まぐるしい変遷とは裏腹に、これまで情報サービス産業の"ITゼネコン構造"は末端の零…

言語化から図表化へ

昨今のビジネスパーソンはとにかくドキュメンテーションの質が著しく低下していると感じます。…

プロジェクトマネジメント義務を知らないマネージャーはもう要らない

SIerやベンダーにとって、このプロジェクトマネジメント義務(以降、PM義務)を知らないプロジ…

顧客はシステムが9割完成したときに真の要求を理解する

ソフトウェア開発の世界では、お客さまが最初から「自分が何を依頼しているか」をよく理解して…

テストの必要性と重要性

ソフトウェアテストの具体的なノウハウなどはJSTQB等、公式に拡散されているのでそれらを熟知…

プロジェクト計画書の作り方|体制図を作る

今も毎月、数件のプロジェクト計画書をチェックしていますが、体制図が作成されていない計画書も珍しくありません。 つまり、  体制図なんて意味がない と思っている人がまだまだ多いということなのかもしれません。 しかし、それは間違いです。 厳密には「誰と誰が…」とバイネームで線が引かれているだけの体制図は確かに意味がありません。体制図で最も重要視すべきはそこではないからです。 体制図を作る目的は、 にあります。 そもそも、この目的を理解しないままでただただ「作れ」と言わ