ハハとムスメの365日 #12 おうちモンテッソーリへの気持ちの変化
2023/06/09
雨が続いていて少し気分も下がりがちな金曜日。
「6月の晴れの割合は23パーセント(関東)」とどこかで見て、数字を見るとやっぱり少ないなと思ったのだった。
じっとり雨の日が続いたかと思うと、たまに来る晴れの日が夏を思わせるような強い日差しだったりして、体調が崩れやすい。
おうち時間でゆっくり過ごしつつ、毎日少し新しい気持ちでいたいものだ。
今日は娘と、ダイソーに出かけ必要なものやら遊び道具やら色々と買ってきた。
おうちモンテッソーリをよく見ていたが
インスタで「モンテッソーリ」という言葉を子供が生まれてから知った。
モンテッソーリ教育といい、20世紀はじめ、イタリアの教育者「マリア・モンテッソーリ」によって考えられたものだそうだ。
子供には「自己成長力」があるという考えのもと、自立心や責任感を育む教育方法だ。
最近では、モンテッソーリ教育の幼稚園や保育園があることも耳にするようになった。子供が「お仕事」として色々な道具を使う中で五感を研ぎ澄ませていく。
本を読んだり、インスタの投稿を見たりして、一時は興味を持っていたのだが、なんだか揃えるものが多そうに感じてしまったせいか、気負いすぎたせいか、最近すっかり遠ざかっていた。
でも、久しぶりにKindleを開いて、本を読んでみたのがきっかけで、2歳の娘の反応も気になったのもあって、簡単にできるものを用意することにした。
カラフルな輪ゴムとヘアゴムを購入
帰宅して早々、大量の輪ゴムが散らばる。輪ゴムに興味津々だった娘は買い物カゴに入れようとせず、ずっと手に持って離さなかったから。
今回買ってきたのは、そのカラフルな輪ゴム一箱、柔らかいカラーヘアゴム、ディッシュスタンドである。
私が買い物の片付けをしている間にさっそく娘は遊び出していた。そして、何も言うまでもなく、色分けをして楽しんでいた。赤!と言っていたが、どれだろう。今、娘の中ではピンクもオレンジも全部赤である。
だけど、ちょっと色味が違うことはやっぱり理解しているからこそ、色を分けることができるようになったのだろう。2歳ってすごい。飲み込みが早い。
色を分けてから少し経つと、ゴム掛けに取りかかった。最初は一本ずつ輪投げのように掛けていたが「こうやると楽しいかもよ〜」と言って、向かいの棒に掛けるのを見せると、すぐに真似し始めた。
最初は、伸ばしが足りず、手にぱちんと当たってしまい怒っていたが、だんだんうまくなるもので、2本の棒を使ってゴムをかけられるようになりご満悦の表情を見せてくれた。
難しく考えすぎなくてもいい
私は「モンテッソーリ教育」を今まで難しく考えてしまっていたと思う。教育というものだから、しっかり親が導かなきゃとかこれを使わなきゃとか。
そして、きれいに並ぶモンテッソーリのレイアウトや完成度の高い手作りおもちゃなどが映るインスタの投稿を見てはこんな風にできないや…と勝手に落ち込んでいた。
でも、子供というものは気まぐれで、楽しく遊んでいたと思ったら、次のおもちゃに移り、動画を見ていたり、外に出て遊んでいたりする。
だから、重々しく「しなきゃ」と考えるのではなく、自由な遊びの1つの選択肢を用意してあげるくらいの気持ちでいいんだと思えた。
現に子供たちは私が何も言わなくても次の遊びを見つけることができる。自由な成長を信じて待つのが大切だと改めて思う今日だった。
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