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きっと彼女は知らないけど


2021年4月からアシスタントをしてくれていた彼女が2023年12月に卒業した。

彼女のプライバシーもあるので具体的なことを書くつもりはないけれど、わたしにとっては間違いなく衝撃的な出来事で、翌日は寝込んだ🛏️

卒業はネガティブな理由でなくても、やっぱりショックでなんだかフラれたときに似ている喪失感。超ポジティブ人間なのにどうもこうも前向きな着地になれなくて、久しぶりに経営者の先輩に甘えて、話をきいてもらったりもした。

それくらい彼女のことをとても大切に思い、成長を楽しみにしていたのだなと改めて実感したね。


2021年、独立して3年目になるタイミングでアシスタントを募集した。正直コロナの影響もあって業界も復活しきっていなかったから、だれかのお給料を払う余裕なんてなかったんだけど、きっと今年の暮れにはひとりでは回らなくなるという香りがして、思い切って募集してみた。
今思うとすごくチャレンジャー。笑

でも新しい挑戦をしかかったし、アシスタントがいるってちょっと憧れでもあるし、自分へのプレッシャーのためにも発信した。


師匠についたことのないわたしの、師匠1年目によくついてきてくれたよね、2年半も。

理想の形で卒業させてあげられなかったことがきっとわたしのモヤモヤの原因だと思うけど、逆にそんな簡単に叶えられる夢ではないこと、それでもちゃんと彼女が見据えるゴールはぶれていないことを誇りに思う。

覚悟と好きを貫けるひとは強い。
彼女はどちらも持ち合わせているから、未経験でも20歳という若さでもわたしは直感でいい!と思ったんだよね。

だから自分の信じる道を走って、夢を叶えてほしいなと思う。てゆか絶対大丈夫。

わたしはわたしで、YUKOのアシスタントしていたという過去を彼女が誇れるようなスタイリストでいたいと身が引き締まった。師匠は越えられない、追いかけても追いかけても届かない(自分でハードル上げてる)そんな師匠でいたい!とな!

この経験自体も感情も彼女がいなければ出会えなかったことだから、感謝だね。

こうやって新しいことを経験して、はじめての自分に会うことで、強くなって、さらにひとに優しくなれるのだと思う。
わたしを師匠にさせてくれて、ありがとう!

from YUKO

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